Sun 140622 突然の機材変更☞座席変更 金沢南校でマイクなしの大熱演 金沢片町の夜 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sun 140622 突然の機材変更☞座席変更 金沢南校でマイクなしの大熱演 金沢片町の夜

 クマどんの夏シリーズも中盤が過ぎ、いよいよ終盤に突入する。終盤も諸君、まだまだ遠慮なくバンバン集まってくれたまえ。パパやママ、高校の先生方の参加も大歓迎である。
 あんなに楽しみにしていたサッカーが終わっちゃって、心に大きな穴がポッカリあいてしまった状況だろうけれども、だからこそ今井君に大熱演に直接触れ、「よおし、ここからは自分が主役になって♡バリバリやってやろうじゃないか」とコブシを固めてほしいのだ。
金沢南
(金沢南校でお仕事。ウルトラ大成功でございました)

 7月13日、奈良のお仕事の帰りは伊丹からヒコーキだったが、台風8号の後遺症がまだ残っていたのか、帰りのヒコーキは「使用する機材の到着が遅れまして」「出発が30分遅れます」という事態になった。
 セキュリティーチェックで鞄から金属製品とパソコンを取り出し、「これでやっと帰れるな♡」と、ホッと胸を撫で下ろしたまさにその時、イヤな音のブザーが鳴って「通過できません」「もう一度カウンターにお越し下さい」というレシートが出てきた。
 こういう場面では、人間よりも機械のご機嫌が優先するので、「カウンターへ戻って下さい」と機械サマがおっしゃる以上、「無理が通れば道理が引っ込む」と期待してズンズン押しまくるような乱暴な行動をとれば、屈強な人間セキュリティーが駆けつけ、無慈悲に排除されるだけである。
 仕方がない。金属製品とPCを再び鞄に詰め直してカウンターに戻った。いつもはガラガラのプレミアムカウンターに、どういうわけか長蛇の列ができている。
「使用機材が変更になり、予定よりも小型のヒコーキに変わってしまいました。プレミアムクラスをご予約のお客さまにも、エコノミー席に座っていただかなければなりません」
「予定のヒコーキにはプレミアムシートが21席ありましたが、突然の機材変更のため、プレミアムシートが12席しかついておりません。9人のお客さまがたに、どうしてもご協力いただかなくてはなりません」
と、そうおっしゃるのである。
桃のケーキ
(金沢でモモのケーキをいただく。おいしゅーございました)

 疲れ果てたビジネスマンの皆さんが一様に口を尖らせて「ええっ!!」と絶望のタメイキを漏らしている。そりゃそうだ。予約したのは1ヶ月も前。仕事で疲れ果てるだろうから、その予測のもとにプレミアムシートを予約する。マコトに尤も至極な行動である。「は?」「いきなりですか?」というオドロキと失望は禁じ得ない。
 今井君としても、「たった1時間のことじゃないか」とは思うものの、この「いきなり感」「なぜボクだけ?感」を振り払うことができない。ならば、事前に電話かメールでお知らせがあって然るべきじゃないか。
 セキュリティまで進んだあとで、変なブザーまで鳴らされ、出したPCをまた鞄に戻し、そんな右往左往の末にこの仕打ちはないんじゃないか。今井君としては、一様に口を尖らせているビジネスマンたちの代表として、一応「なぜ我々9人が選ばれたんですか?」と尋ねてみることにした。
 ところが「カウンター責任者」を名乗る女性職員の説明では、
「別に、お客さま方が『選ばれた』のでがございません」
「すべてのお客さまにご協力をお願いしているんでございます」
「ご連絡を差し上げなかったのは、30分ほど前に突然の機材変更が決まりましたせいで、時間がございませんでした」
ということであった。
 「カウンター責任者」としても、迫力あるオジサマがたに囲まれてテンパっちゃったご様子。ほぼ「逆切れ寸前」で、「ご協力くださいっ」「ご協力くださいっ」の一点張りになっている。
 しかし、うーん、実は今井君は、以前にも伊丹でほぼ同じ経験をしている。「皆様にご協力をお願いしている」と言われても、それがホントに「皆様」なのかどうか、甚だ疑わしい。本来のヒコーキなら、3列目までがプレミアム。変更後の機材では、プレミアムは2列目まで。今井君の予約は3Kである。そこで、
「3列目のお客は、その座席番号のままエコノミーにしちゃえ」
「それでテキトーにゴマませるだろ」
と、まさかとは思うが、そんなことなんじゃあるまいね。
今井君
(金沢の今井君。このクマは、いったい何を話しているんだろ?)

 そもそも「30分前に機材変更が突然決まる」などということがあり得るものだろうか。今井君は、行き当たりばったりのゴマカシだけはどうしても納得できない。
 そこで、「実はそういうことなんですか?」「もしそうなら、正直にそう言ってくれればいいのに」と言ってみた。だってたった1時間の搭乗だ。我慢できない話じゃない。というか、ここで「我慢しない」なんてのは、ただ単に「大人げない」「ガキじゃあるまいし」である。求めるのは、誠実さと正直な回答だけなのだ。
 ところが諸君、ここでいきなり「逆切れ」が始まった。「だからっ!!」と責任者の口調と表情が変わった。「だからっ!!」「皆さま全員にご協力をお願いしているんですっ!!」「別に怠惰とか怠慢とかじゃございませんっ!!」とおっしゃる。
 いやはや、1年に100回もヒコーキを乗り回しているが、アメリカとかヨーロッパならともかく、日本の空港でこういう経験をすることは少ない。協力は惜しまないが、こんな態度で「ご理解をっ!!」「協力をっ!!」と命じられるのは、何だか納得がいかないじゃないか。
 とは言うものの、ヒコーキを利用しなきゃ仕事にならない。7月14日、夕暮れから金沢でお仕事があったので、今度は羽田から小松に飛んだ。「今日もまたまた『ご理解をっ!!』『ご協力をっ!!』とコワい顔をされたらイヤだな」とビクビクものだったけれども、今日は日本全国好天に恵まれ、使用機材の突然の変更もなかったようである。
涼
(金沢の夕食風景。マコトに涼しげであるね)

 小松空港には定刻に到着して、小松駅まではタクシーで10分。ここからJR特急「しらさぎ」で20分、金沢は目と鼻の先である。予定より30分早くホテルに到着。「今日は何事もなくて、ホントにホントによかったな」と胸を撫で下ろした。
 金沢でのお仕事は、19時30分開始、21時終了。出席は約140名。校舎開催ということで、生徒諸君も十分にリラックスしていたらしく、今井君の入場から退場までの100分間、ほぼ絶え間のない大爆笑が続いた。
 ここまでくると、爆笑の頻度を「○○秒に1回」と切れ目をつけて数えるのも困難である。だって大爆笑に切れ目が存在しないのだ。「これはやり過ぎかな?」「初めて経験する外部生が少し引いちゃうかな?」と、我ながら一瞬ためらうレベルである。
 あんまり楽しかったので、まもなくクマ蔵はマイクなし☞地声だけでの大熱演を始めた。どうしても私語をヤメられない生徒が2~3人いて、「友人どうしが隣り合って座ることのないように」というお願いが今ひとつ行き届いていなかったかと、ホンの少し反省がないでもない。
 元気なのはマコトに素晴らしいけれども、私語だけは、決していいことではない。一昨日の奈良にも1組存在したが、私語とはほとんどの場合「チャカシ」「混ぜっかえし」であって、話者の言葉を全体としてマクロに把握する妨げにしかならない。こういう会場にきたら、友人どうしはむしろ「離れて座ろうな!!」と声を掛け合うぐらいがいいのだ。
磯自慢
(銘酒「磯自慢」をいただく。ボトルの色まで奥ゆかしい)

 終了後、金沢の有名な繁華街「片町」で大祝勝会。犀川の涼しげな水音を聞きながら、由緒正しい町家を改築した個室で、穏やかに歓談しつつお寿司をいただいた。お酒も静岡の銘酒「磯自慢」。マコトにおいしゅーございました。金目鯛のしゃぶしゃぶ、ホントにおいしゅーございました。
 ウルトラ大成功の後の祝勝会は、なかなか1次会だけで終わることはないので、5人のオジサマはさらに2次会に繰り出した。そしてその熱い2次会が、やがて日付が変わるころまで楽しく続いたのである。めでたし&めでたし、であるね。

1E(Cd) AZERBAIJAN Traditional Music
2E(Cd) Ibn Baya:MUSICA ANDALUSI
3E(Cd) T.Beecham:BERLIOZ/LES TROYENS 1/3
4E(Cd) T.Beecham:BERLIOZ/LES TROYENS 2/3
5E(Cd) T.Beecham:BERLIOZ/LES TROYENS 3/3
total m110 y1077 d14007