Hello everyone!

さて、今日は「ドラマで英語」の第16回目になります。スクリプトを利用して様々な英語表現を学んで行きたいと思います。

利用するドラマこちら:



フレンズですビックリマーク

アメリカで1994~2004年まで放映された人気ドラマ。
New Yorkで暮らす個性的で愛すべき男女6人がおりなす日常を描いたコメディです。
Season1から、毎回少しずつピックアップして表現を覚えて行きたいと思います。
(登場人物や詳細を知りたい方はwikipediaからご参照下さい)


前回は、ロスが仕事中に同僚と博物館で会話を交わすシーンからの表現でした。
ハイビスカス前回のあらすじはこちらから→"She has issues."

前回に続き、古生物学者であるロスが博物館で同僚のマーシャと会話をしているシーンからのひとコマです。

Marsha: Speaking of issues, isn't that your ex-wife?


マーシャ:ケンカと言えば、あれ、あなたの元妻じゃない?

*speaking [talking] of ~ : ~と言えば
*issue: 問題点
*ex-wife: 元妻 ex-で「元;前の」の意味。ex-coworker(元同僚)、ex-boyfriend(元カレ)

"Issue"は前回も出て来ましたが、「問題点」、「論争点」などの意味です。状況から、「ケンカ」と訳しました。ロスの前妻はレズビアンなのですが、それが原因でケンカ別れした模様です。その元妻が、どうやらロスの働いている博物館へやってきたようです。

今回は、"Speaking of ~"と言う表現にフォーカスします。

"Speaking of ~"は、「~と言えば、~の話のついでだが」と言う意味ですが、今話題になっていることから何か別のことを思いだして、その別の話題について話をはさむ時に使う表現です。

例)
Speaking of Ichiro, what is his wife doing now?(イチローと言えば、彼の奥さんは今何をしているんですか?)
Speaking of movies, have you seen that Italian movie yet?(映画と言えば、もうあのイタリア映画は見た?)

これとよく似た表現に、"speak [talk] of the devil"というものがあります。これは「噂をすれば」という意味ですが、元々は、"Speak of the devil and he will appear."(悪魔の噂をすると悪魔が現れる)という言い伝えからきた表現だと言われています。

例)
Speak of the devil, here comes John."(噂をすれば、ジョンが来た)


最後に、"Isn't that your ex-wife?"の部分ですが、「否定疑問文」と言って、「~(じゃ)ない(ですか)?」と相手に何かを確認する時などに使います。Don't you ~ ?やHasn't she ~ ?などのように、否定形から始まる質問文です。

例)
Weren't you there last night?(君、昨夜あそこにいなかったの?)
Doesn't she have any money?(彼女、全然お金を持ってないの?)


OK! That's all for today!
See you next time! Hope you all have a great weekend!

スクリプトはこちらのものを参考にさせていただいています:
http://www.livesinabox.com/friends/scripts.shtml

ハイビスカススクールのサイトはこちらからご覧頂けます:ILSランゲージスクール