20代の頃より愛読している週刊文春(オヤジギャル??)。

最近は、作家で故・夏目雅子さんの旦那様でもあった伊集院静氏の連載コーナーにはまっています。

伊集院さんが、とんでもなくくだらない悩み(がほとんど)に対してアドバイスをしてあげるのですが、これがまた痛快きわまりないのです。

8月2日号には、英語の悩みに関する以下のような質問がありました:

「聞き流すだけで英語がしゃべれるようになる教材を買って毎日かかさず一年ほど聞いているのに、一向にしゃべれるようにならない。このまま続けるべきか?(30代主婦)」


以下、伊集院さんのアドバイスのごく一部を抜粋して記しておきます。どうぞご参考に(まじめな回答部分のみ抜粋しました):

「語学を習得するのに一番必要なのは、その言語を生活の中で一番長く使って、なおかつ文法、つまりその言語を構成する基本を身体に入れなきゃ、いくら慣用句とか、応答のやり方を覚えたって、(それだけではムダだということ)(中略)言語で大切なのは、その言語が持つ情緒で、それを理解し、身体に入れなきゃダメなの。(中略)言語を習得するってことは、昔から言うように、読み書きを身につけるってことだから、読んで書くってことを同時に学ばなきゃしょうがないの。(中略)聞くってことはムダにはならないが、言葉をマスターする一番大事なことではないから」

伊集院さん、すばらしいアドバイスありがとうございます。
同じような質問をよくされるのですが、聞くだけで上達したら、こんなにたくさん英会話スクールは存在しないですよね^^;

特に初心者の方は、この「言語を構成する基本」の勉強がおざなりになっていることが多いので、急がば回れ、まずは確実に基礎を身につけてから勉強をすすめていくことをおすすめします。土台がないところに、家は建たないのです。

ネイティブの子どもが自然と言語を身につける過程と、大人になってから言語を習う感覚は同じではないので、大人向けの勉強が必要になります。「言語を構成する基本」が身に付いていれば、応用もいくらでも効くものです。

ILSランゲージスクールでは、初級、中級の学習者を専門に教えていますので、こちらのレッスンにご興味のある方は、是非一度無料カウンセリングにお越し下さい。無料体験レッスンもございます:
ILSランゲージスクール

伊集院さんの連載も、とってもおすすめですので、是非!