今日は忘れてはいけない15日。


日本に居なくとも、その思いは何処に居ても通じると思っている。


今日も朝から「天まで届け我が名声」と願いを込めながら、冥福を祈るのみである。


月曜日の夜。


お客様との会食であった。


蕎麦を手繰りながら、ASEAN戦略について話し合った。


こうなればイケイケである。


何れにしても中小企業の緩いアライアンスである。


攻めなければ話にならない。


コレは夜の尾根遺産も同じだと思っている。


日本人として恥じらいもあろう。


文化的な違いも有るだろう。


しかし、バンコクの夜の街と一括りにしてはいるが、ホームグラウンドではない以上、アウェーのしかも無差別級である。


チョコチョコと尾根遺産と会話をして、尾根遺産の記憶に留めるのは実は難しいのかもしれない。


ただ単にカモだと思われて記憶されている可能性が高い様な気がする。


カラオケはともかく、ゴーゴーバーや特殊マッサージは欧米系の狩猟民族との自由競争、いわゆる完全な無差別級である。


ある意味テーメーカフェ等はその極みなのかも知れ無い。


黙って居ても尾根遺産から声を掛けて頂く事も出来無くは無い。


それでも楽しめるのかも知れない。


私の趣味で言うなら「釣れちゃった」で有り「釣った」では無いのである。


この差は大きい。


狙った獲物を狙った様に仕留める判断力と能力。


慣れの問題もあるのかも知れないが、ある種のハンティング能力である。


何と言っても攻める能力を持っている意味が大きい。


ソレが仕事にも明らかに出ると思っている。


決して「諦観は美徳では無い」のである。


ほとんどの方が社内でそうしていると思う。


私は胸を張って言おう。


「その典型である」と。


さて、上司K。


この日は〆の会食。


お相手は商社の方で有る。


この商社の方。


1990年頃からASEANに居る。


そして今の商社のASEANに於ける各支店を立ち上げた方だ。


タイ語は元より、インドネシア語等々もイケる。


もちろん英語もイケる。


コレだけASEAN各地を転々として居ながら、何処よりもタイをこよなく愛する方で有る。


上司Kと近い年代で有りながら非常にフットワークが軽く、The商社マンと言った動きを見せてくれる頼もしい方で有る。


この商社の方はもちろん上司Kと面識が有る。


それも日本でである。


この方が日本へ出張した際に、わざわざ時間を作って上司Kに会いに行ってくだすった。


昔ながらの義理人情に熱い方で有る。


The日本的な義理人情に熱い方。


私なんぞは海外赴任6年程度のヒヨッコである。


しかし、日本人として海外に居を構え強く思った事が有る。


ソレは「私は日本人である」である。


The日本人と多少意味合いは異なる。


日本に居るとほとんど意識しない。


海外出張や旅行でも感じる事は出来る。


しかし強く感じる事は少ないだろう。


先般のW杯でもそうであったが、自国のチームが負けて自殺したりショック死したりするのが何と無く分かる。


そんな話で盛り上がる会食である。


某映画「永遠○0」でも盛り上がる。


何のかんのと日本が大好きである。


そんな熱い連中である。


上司Kに至っては尻、正しくは菊の御紋も熱い。


熱過ぎてジッとして居られない位であった。


色々な話の中でその話題も振ってある。


笑いとして振ってはいるが、実の所はお客様へのお知らせなのである。


コレで上司Kは余りお酒を飲まずに居られる。


本当は只のお笑いネタでしか無いのだが。


ネタ...


とうとう本日でネタの1つがしばらく打ち止めになる。


抜け落ちた歯が、仮の入れ歯では無く超合金として蘇った。


待ちに待った様な寂しい様な。


ガチで「そのままで居ろ!」と彼女が昨夜言っていた。


そんな顔なら浮気も出来まいと。


鼻からそんな浮気など面倒な事をするつもりは無いのだが、男と言うだけでタイ人女性からその信用は無いに等しい。


クレジット関係の信用向上よりも遥かに難しいかも知れない。


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