14歳の愛猫の記録 | 踊る♪テキサスの不動産投資家

ここ数日、イスラエル・ハマスの戦争の情報収集に余念が無いルナでございます。

 

 

 

しかし、今日は、ものすごく久しぶりに、愛猫アルタイルの記録を残しておきます。自分のためにも。

 

 


 

 

 

子猫時代から、嘔吐と下痢がつきものだった子で、制吐剤が手放せなかったし、動物病院に行っただけでウィルスをもらってきて猫風邪をひいたり、UTIになったりと、少し身体の弱い子でした。

 

 

 

 

それでも、命に関わるような大きな病気にはかからず、身体だけは大きく最高で9kgに成長してくれました。大型猫なのでフレームが大きく、肥満ではなくちょうどいいくらいだと言われていました。

 

 

 

しかし、5年前の9歳の時に急性膵炎を発症して、数日入院したことがあります。一旦治ったかに見えて、翌年また膵炎を再発。

 

それ以来、少し弱って、体重も減り、その後は慢性化していました。

 

なので、消化のいい決まったフードと、制吐剤が手放せない状態でしたが、4年間ほどは落ち着いていました。

 

 

それ以外に、2年半前の12歳の時には、肥大型心筋症も見つかっています。その時は軽度だと言われていましたが、少しずつ悪化はしているようです。

 

 

 

 

そして今年の1月末、また何かの病気になったようで下痢が続いていたのですが、原因は不明。

 

 

その時、獣医さんからキャットフードはシニア用のフードにしたほうがいいと言われて、シニア用のフードに少しずつ移行しました。

 

 

その10日後くらいから、急に嘔吐と下痢が始まり、フードが合わなかったんだと思い、仕方なく元のフードに戻しました。元々フードアレルギー気味で、合うフードが限られていたので、シニア用は無理なのかもしれません。

 

 

それで良くなるかと思いきや、なかなか改善せず、しばらく下痢や嘔吐が続いたと思ったら、急に落ち着くというのを繰り返していました。

 

 

 

それよりも心配だったのが、体重が少しずつ減少していること。

 

 

1月から4月の間で、2kgくらい体重が減ってしまって、腎不全か癌を疑いました。

 

 

今年の5月の初め、また同じ猫専門病院に連れて行きましたが、相変わらず原因不明。いつもの制吐剤、下痢止め、食欲増進の薬などを処方してもらって終わりでした。

 

 

でも、その数週間後、5月の半ば、突然激しく吐き始め、胃液も吐き始めたので、また急いで病院へ。

 

 

その日は診察に空きがなかったので、一日預かってもらって、時間が空いた時に詳しく診てもらうという方法をとりました。

 

 

夕方引き取りに行くと、点滴やビタミン注射で元気になったと言われてホッとしましたが、病気の時と元気な時を繰り返すアルタイルを置いて、アイスランドに出かけるのは非常に迷いました。最悪、キャンセルも考えていたのですが、それからアイスランド出発までの1ヶ月半の間は、何故か一度も下痢も嘔吐もありませんでした。

 

 

 

1日2回、1回につき1時間も一緒にいてくれるペットシッターさんと密に連絡を取り合い、家のペット用カメラの数も増やし、アイスランド旅行中は何事もなく、帰宅後は元気そうなアルタイルに再会することができました。

 

 

 

ところが、アイスランドから戻ってきた翌日に体重を測ると、更に体重が減っていたのです。そこで、別の猫病院に連れて行くことにしました。

 

 

 

そこでは、体重が減り続けるのには色んな理由があるけれど、腎臓や甲状腺の数値は悪くないので、恐らくIBD(炎症性腸疾患)かリンパ腫のどちらかだろうと言われました。

 

 

せめてIBDであってくれーと願いながら、2日間かけてじっくり検査をしてもらい、

 

 

結果、IBDを含む膵炎と肝炎の、三臓器炎を発症しているということでした。

 

 

元々あった慢性膵炎に、今年の初めから肝炎とIBDが加わったため、時折下痢や嘔吐が起きて、消化吸収も弱くなり痩せてきていたのだとわかりました。

 

 

原因が分かるまでに、3人の獣医が診て、7ヶ月も経過。

 

 

まあ、IBDはすごく分かりづらい病気みたいですから、仕方ないのかもしれません。

 

 

「IBDは治らないけれど、でも、コントロールできるから大丈夫、IBDで死ぬことはないから。この猫が死ぬ時は肥大型心筋症のほうだと思いますよ。」

 

 

と言われました。

 

 

リンパ腫じゃなくて良かったけれど、心筋症のほうも少し悪化していたようです。

 

 

 

 

 

そこで、どうするか迷ったのが日本一時帰国。

 

 

 

いつものペットシッターさんはお昼と夜に来てもらうことにして、彼女以外にもう一人朝早く来れる人を雇いました。

 

更に、前の家に住むお子さん(大学生)がちょうど夏休みで帰省していたので、時々猫達を見にいって、テキストで様子を知らせるというアルバイトをお願いしました。

 

つまり、3人も雇って、3人から猫の様子を報告してもらい、獣医さんにも、何かあったらペットシッターさんに病院に連れて行ってもらうので宜しくお願いしますと連絡を入れて、帰省しました。もちろん私は、1日数回ペット用カメラのモニターをチェック。

 

夫には1週間だけで先にアメリカに帰ってもらい、おかげで私は約3週間近く日本に滞在できました。

 


 

 

 

 

アメリカの自宅に帰って、元気そうなアルタイルを見た時は本当にホッとしました。体重は変わっていませんでした。体重は全盛期から3kg近く減って背骨がゴリゴリ当たるけれど、まだ6kgある大きな猫です。まだまだ長生きできるかな。

 

 

 

 

でも、その翌日にまた異変が起きました。

 

 

 

続く