前回のつづきです。
さて、フラメンコで落ち込んだ後は気を取り直して、
その週の終わりに、今年最後のベリーダンスのワークショップに行ってきました。
ところが2時間のワークショップ中、何と1時間半が音楽のレクチャーでした。
固くて冷たい床に座ったまま。
しかも、皆キャミソール姿なのにクーラーガンガン。
で、最後の20分だけやっと踊ったのだけど、特に何かを教えてくれるわけではなく、みんなで輪になって1人2〜3分ずつ即興で踊るというものでした。
またしても、不完全燃焼で終わってしまった。
もちろん音楽の知識も大切だけど、最後にガッツリ踊りたかった、、、、、です。
で、そのままでは気持ちがおさまらず、その後に海外からやって来たダンサーによる「キゾンバ」のワークショップに行ってきました。
ワークショップ参加者は僅か8名で、私以外の参加者は皆さん顔見知りらしく、親しげに話している。
どうやら私だけが初心者で異ダンス界から来た新参者。
また、フラメンコのワークショップみたいに落ち込むかも〜、とひるんでしまいました。
キゾンバはフラ友さんの知りあいがインストラクターをしているので、一度だけフリーのクラスを受けたことがあります。
ヨーロッパで流行って、たぶんアメリカは遅れて流行りだし、恐らくヒューストンは更に遅れて最近流行り出したみたいです。
それでですね、ペアダンスで密着度がすごく高いんです。
数年前にかじったアルゼンチンタンゴも密着度が高くてびっくりしたけど、ホールドの仕方とステップの一部のオーチョとかがタンゴに似ています。
でも私にはタンゴよりもキゾンバのほうが官能的な気がしました。
ペアダンスだとバチャータにも似ているかな。
本当はズークに一番似ているそうだけど、私はズークはやったことがないのでよく分かりません。
ワークショップはスペイン語だったので何て呼ぶのか分からなかったけど、ベリーダンスで言うレギュラーとリバースのアンジュレーション、ヒップホップで言うボディウェーブがよく入ります。
ベリーダンスで言うオミ、チェストサークル、マイヤに似た動きもありました。
インストラクターだと上手くサポートしてくれるからとてもやりやすいです。
男性インストラクターに、Muy bien!!と褒めてもらい「何か他のダンスをやっている?」と聞かれました。
ベリーダンスと言うと、
「やっぱり。皆さんもアイソレーションの練習にベリーダンスはおすすめですよ。」
と言っていました。
参加者の男性が、
「じゃあ、オレもベリーダンスやったほうがいいの?」
と言って皆さん爆笑。
皆さんに名前ではなく「ベリーダンサー」と呼ばれて、なんとかお仲間に入れてもらえた感じ。
終わった後も参加者の人がマカロンをくれたりして、皆さん優しかったです。
さて、キゾンバ。
音楽はかなり好きです。ダンスも楽しいけれど、リードする男性が振り付け師になるので、自分で考えた振り付けで好きに踊ることに慣れてしまうと、どうしても「踊らされている感」があります。
なにより、ダンス自体が濃厚過ぎて、ソルが見たらショックを受けそうです。
アルゼンチンタンゴも同様で結局続かなかったし。
でも、最後に楽しくいい気分で締めくくれてありがたいと思いました。
だったのですが、、、、、、
さらにその後、今年最後のバレエも受けました。
バレエはすっかり遠ざかってしまったので2〜3年前より確実に下手になっていますね。
またターンアウトできなくなってきているし、せっかく安定してきていたダブルのピルエットもグラグラ。
お陰で、また落ち込んで今年最後のダンスが終わってしまいました。
というわけで、2016年の最後は、
フラメンコで凹みまくって落ち込んで、
キゾンバで這い上がり、
バレエでまた落ちました。
あ、大晦日の夜は仮面舞踏会(笑)に行くので、そこで適当に踊るかもしれません。
来年のダンスはどうなるのでしょう。
ちなみに、お正月明け第一回目のダンスクラスはフラメンコです。
皆さんもよいお年を。