町田ゼルビアは山の向こうのそのまた向こう | il mondo lunatico

町田ゼルビアは山の向こうのそのまた向こう

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昨年の天皇杯で見て好印象を得ていた町田ゼルビアと、ある意味今一番注目のクラブかもしれない松本山雅という、Jリーグ加盟を目指すクラブ同士の一戦。


実は私、日本サッカー後援会というものに入会しているので、JFLのゲームは原則無料で観戦可能なのです。
なまじ事前購入の必要が無いだけに、雨が降ったら回避しようかな、とも思っていたのですが、
起きてみたら晴れていたので、はるばる(?)町田まで赴きました。


町田といえばそれなりに都会なので、訪問にはそんなに苦労しないだろうとタカをくくっていたのですが。


バスを降りて指示通り階段を登ったら、いきなり目の前に墓場が。

そしてそこを曲がると、眼前には急な山道!


…え、山の上なの?




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なんかもう雰囲気が凄い。



ここを抜けると民家すら無くなり、竹林が((((;゚Д゚))))


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(これは帰りに撮ったもの)



急な階段を登っていくと、上からかすかに歓声が聞こえてきまして。

「ここが天国か」と←


さらに坂を下り、ようやく着いた競技場。

いかにも市民競技場という趣きで、非常にのどか。

洗濯物とか干してあるし。


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中はこんな感じ。


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肝心の試合は、後半開始直後のゼルビアの得点をトイレに行ってて見逃す(!)という失態もあったものの、後半途中に左からのクロスを中央で勝又選手が合わせて2-0。

さらに山雅の木島徹也選手が飛び蹴りみたいなタックルで一発退場となり、これで試合は終わったかと思いきや、終了間際に山雅GKのパントキックから木島良輔選手(元ゼルビアらしい)が簡単に抜けだして1点を返す。

ところがさらにゼルビアがカウンター一本で勝又選手が左サイドを抜け出して一人で持ち込み、3-1。

Jを目指すには、正直両チームともカウンター対策が甘すぎかとも思いますが、見どころは作ってくれました。


もっとも今回は、試合内容よりも、地元のおばさんが運営に携わっていたり、やはり地元らしいおじさん&おばさんが熱心に観戦してたりという、アットホームな雰囲気が強く印象に残りました。


日本代表やJリーグを観るのももちろん好きですが、私はこういったのどかな観戦が性に合ってるようです。