性の多様性。

 前回は性自認と下着ということで、FTM(Female to Male 身体的には女性であるが性自認が男性)の方たちのためにボクサーブリーフ型の生理用ショーツが開発されたというトピックスをとりあげました。

 性自認の多様性に社会が対応し始めているというお話でした。

 今回はブラ男。

 ブラジャーをつける男性をこう呼ぶそうです。

 知られざる「ブラ男」の世界 「男性用ブラジャー」ネット販売好調 2008/11/23 Jcastニュース

 男性用ブラが浸透 女性用着用派も存在し市場が拡大 2015.01.09  デイリーニュースオンライン

 女性用ではなく、男性のために作られたブラジャー、メンズブラなるものが売れているようです。

 最初のニュースが2008年ですから7~8年前から売れているんですね。

 

 女装趣味とは違うそうです。

 女装趣味の方は、女性用のブラジャーを身につけるそうです。

 男性のために男性の体型に合わせて作られたブラジャーを男性が身につける。

 女性を好きな、性癖も普通な男性がメンズブラを愛用しているとか。

 なかなか理解しがたいところですが。

 記事をいろいろ読んでみると、男性がブラジャーを着ける理由は、安心感、リラックス、女性の気持ちを知りたい、など。

 ノーブラのほうがくつろげるのになあと思うのは私の考え。

 100人いれば100通りの考え方や捉え方があるんですよね。

 これも多様性が社会に受け入れられてきている一つの現象ということでしょうね。

 性の多様性。

 普通というのも、何を持って普通と捉えるか。

 マジョリティーをもって普通とすることは考え直したほうがいいのかもしれませんね。