●綺麗なアイス緑茶の作り方。。。 | 水もしたたるIKUYOKINとクマの台所

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夫婦で戦う!飲食店経営奮闘記

ビンチェのマルシェで販売している


イギリスのウィッタードのアールグレイ緑茶。


ビンチェのランチタイムで


お冷代わりにご自由に飲んでいただける


日替りのフレーバーアイスティーで


お出しした日には、とてもとてもご好評で


沢山の方にご購入いただいています!
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●アールグレイ緑茶


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アールグレイと言えば紅茶。ではなく緑茶というところが


ちょっと変わっていて、お客様が関心をもってくれるのです。


もちろんホットで飲んでも、スッキリして美味しいのですが、


ビンチェのランチの日替りアイスティーで試したお客様が


これからの季節、アイスティ-で飲みたいということで


買っていってくださる方が多いのです。


そして、先日もお友達にもプレゼントしたいということで


2箱お買い上げ下さったお客様が、


先程、またランチしに来てくださいました。


お買い上げくださった後に何度かご来店いただいていたのですが、


その時にバタバタしていたりして


アールグレイ緑茶のことについてお伺いすることが出来ず。。。


今日、ご来店の際に


『アールグレイ緑茶いかがでしたか?』とお伺いすると


『あ~お友達もとっても喜んでくれました。


でも、ちょっと上手に淹れることが出来なくて。。。』と。


え~、上手に淹れることが出来ない???


『ここで飲んだ時のように


綺麗な色で淹れることが出来なくて。。。


茶葉を入れ過ぎているのでしょうか???』と。


『あぁ~!アイスティの時ですか?。。。


もしかして、氷で急冷をされていないのではないでしょうか?』


『あっ、はい、氷を使ってはいません。


そのまま冷ましています。』


『あっ!多分それが原因だと思います。。。』


『あ~そうなんですね。お友達にも伝えておきます。』と。


ドキッとしました。


あぁ~、そりゃぁ~お客様にしてみれば、


お店で飲んだ味や色にするための緑茶の入れ方なんて


何にも伝えていなければ解るはずはないよね。


何だか申し訳ない気持ちでいっぱいになり、


すぐに家庭でアイスティとして作るときに


作りやすい分量のレシピを頭で想像して早速試作。


お食事中のそのお客様にも飲んでいただきました。


すると、

『あ~こんなに綺麗な色じゃなくて、


もうウーロン茶のような色だったんです!』


『味の方、濃さとかはどうですか?』


『ちょうどいいです!』


それじゃぁ~ということで、お客様がお食事をしている間に


こんなカードを作成。コチラ


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『お手数ですが、お友達にもお渡ししていただけたら。。。』


ということで2枚のカードをお渡しさせていただきました。


でも、本当にハッとさせられました。


うちのランチのアイスティを飲んで


美味しかったと思ってくださって、


この緑茶を買って帰られた方の中にも


同じような思いをされている方がいらっしゃると思ったので、


今後は、簡単に作り方を説明できるように


その場にいたスタッフとは情報を共にしておきました。


どんなに素敵な商品でも、


使い方、作り方、楽しみ方を知らないと


その良さを解っていただけるはずはないと思う出来事でした。


私は、長年この仕事をしてきていて、


それこそ何百回も試作をしてきていて、


沢山の失敗などを重ねる研究をさせてもらっているから


緑茶の茶葉を使ってアイスを楽しむ時のポイントを解っている。


そしてその淹れ方をうちのレシピとして落とし込んで


スタッフたちに教えているので


スタッフたちも知らず知らずのうちに


毎日当たり前のようにアイスティを作っていた。


それが盲点でした。。。ということで、


ここで


『美味しい冷緑茶の作り方』です。


出来上がりは、大体500ccを目安にしています。


まず、急須(またはティーポット)に


茶葉を約10グラムを入れます。



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そこに、約90℃のお湯を400cc入れて、


フタをして約1分間蒸らします。


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別の入れ物に約200gの氷を入れて、


1分間蒸らした熱い緑茶をこの氷の入ったいれものに


一気に注ぎ入れます。


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氷が溶けて、ほどよく冷えた冷緑茶が出来上がります。


この後は容器のまま冷蔵庫に入れて


冷やしておいても、綺麗な色は保たれます。


この時に、氷で急冷せずに自然に温度が下がるのを待つと


まるで麦茶やウーロン茶のように色が変色してしまいます。


濃い冷緑茶がお好きな方は、


少し茶葉を大目に使ってください。


また渋めがお好きな方は蒸らし時間を延ばしたり、


また最初に使うお湯をやかんで沸騰したてのものを使って


抽出してください。


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でも、ここでうちのスタッフに一番気をつけてもらいたいこと。


このカードを作ったからといってこのカードに頼った仕事を


してはいけないのです。


やはり物を売っていくからには、


自分が体感してその良さを実感したり、


その使い方や楽しみ方、作り方などをしっかりと習得して


そのカードと友に自分の言葉を添えることが大切。



とても手間のかかることだけど、

これが物を売る!ということなんだと実感。


そう、こんな手間のかかることだけど、


今みたいな時代だからこそ、


このプロセス、この気持ちを


何らかの形で表現することが出来ないと


生き残っていけないんだろうなぁ~


只今、猛省中。。。


ハート  ハート  ハート


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