お義父さんの葬儀の間、私は思いました。
子供が欲しい と。
お義父さんが亡くなったあと、葬儀の準備は義兄を中心に行われ、
葬儀でも、お義母さんの代わりにマグロ3兄妹が弔問客に立派に挨拶をしていました。
なんて頼もしい3兄妹。( ̄▽+ ̄*)
3兄妹+嫁二人の5人に囲まれ、お義母さんも寂しそうに見えません。
実際、かなりの弔問客に、
「子供達がいてよかったね」 と言われていました。
そういえば、母の闘病中&葬儀でも兄が大活躍をしており、
そのときも、「子供は産もう!」と秘かに思っていたのでした。
しかしながら!!!
私の子供の問題に関しては、このブログで胸の内を散々書いていますけど。
去年、"子供産め産め攻撃"をきっかけに、子作りについて真剣に考えてみたところ、
子作りできる状態じゃないil||li _| ̄|○ il||l
っつーことが発覚。
まあ、作ることはできますが、相当な覚悟が必要な状態なわけです。
マグロさんは、一気に子供を作る気がうせ、
「僕はこのままイクラと二人だけの生活がいい」と言い出す始末。
私も、現在の状態では子育ての自信がないので、
"一生マグロさんと二人なんだな"と、思い始めていたのです。
んが!葬儀の間に、一気に子供が欲しくなってしまいました。
できないのなら仕方がないけど、作ること自体をあきらめるのはどうかと・・・・
しかしながら、私たち夫婦の経済的環境は変わらないわけで。
立派に葬儀をこなすマグロ3兄妹を見ては、
心の中で子供が作れない環境を嘆き、一人で悶々としていました。
葬儀二日目の弔問客が少ない昼間の時間帯。
そんな悶々としている私を、マグロ3兄妹が呼びました。
行ってみたら、義妹が目を輝かせながら、
「オンニ(お姉さん)!!ヘ(゚∀゚*)ノ
オンニとチィ兄ちゃんと私とオンマ(ママ)の4人で住まない?」 と。
え?何、突然???( ゚д゚)
ど、同居ってこと?? (☉ε ⊙ノ)ノ
あっけにとられていると、そこに義兄が私に向かってセールストーク!
「イクラ、これはイクラとマグロにとってかなりメリットのある話なんだ。
母さんたちと同居すれば、今あるお前らの借金が一気になくなるだろ?
そうすれば、子供だって産めるぞ!」
え?子供が産める??(°∀°)
「子供を産んだって、母さんが面倒みてくれるから、
イクラは勉強でも仕事でも好きなことができるんだよ」
んま!さらに子育ても手伝ってもらえると?(°∀°)
「オレは今回、父さんが亡くなってしみじみ思ったんだ。
子供は3人以上いたほうがいいって!
でも、経済的にも子供を3人作るのは大変だろ?
だから、3兄妹が力を合わせて、3兄弟を作るんだ!」
トルトリ(義兄夫婦の子)を長男とし、
私ら夫婦の子供や義妹の子供を合わせて3人以上作ろうと。
「みんなで近くに住んで、みんなの子供をみんなで育てるんだ!
マグロ家大家族計画だよ!」
義兄夫婦は、3月4日にお義母さんと同じアパート団地に引越したので、すぐ近くなのです。
子供が欲しいと思い始め、子育てをするなら大家族がいいなー
と思っていた私には、夢のような計画に思えました。
「んまあ!いいですね!同居したら、私も子供が作れるっ!!!ヽ(゚◇゚ )ノ」
マグロさんも、
「それなら、子供作っても大丈夫だね!」 と。
それを聞いた義妹が、
「まだオンマには言ってないけど、とりあえず決まりね!」 と。
本当は、去年の年末あたりから、義兄が、
「父さんが亡くなったら、オレが母さんと同居するから」
と、3兄妹の中で宣言しており、みんなそのつもりでいました。
トルトリの面倒はお義母さんが見ており、一緒に住めば
義姉が会社帰りに迎えに行く必要もないのです。
全てがうまくおさまります。
と・こ・ろ・が!!
お義父さんが亡くなった夜。
義兄がそんな話をしたところ、お義母さん、すさまじい拒絶反応!!
「ぜーったい嫌!!!私は○○(義兄)とは一緒に住めないよ!
私をストレスで早死にさせたいのか!?絶対同居は嫌!!!ヽ(`Д´)ノ」
あまりにも激しい拒絶反応に、みんなビックリ。
どうしても嫌だというので、義兄との同居はナシとなったのです。
義妹が、
「私、数ヶ月前から結婚したいという気が一切なくなったんだよね。
私が一生オンマと住むから。オンマの面倒は私がみるよ」 と。
ってことで、義兄との同居はなくなり、
お義母さんは今後、義妹と二人で住むことに決まったはずだったのです。
それが、葬儀の最中になぜか次男夫婦との同居話に・・・・
義妹が一人でお義母さんの面倒をみるのに不安を覚えた上、
次男夫婦にとっても経済的メリットがあると、気付いたからのようです。
葬儀が終わった木曜日の夜、そのまま義母宅に泊まりに行く予定だったのですが。
木曜日は各自、家に帰ることに。
次男夫婦は替えのパンツがありませんから。
ちゃんと準備をして、金曜日から日曜日までの2泊3日を、
マグロ家みんなで義母宅で過ごすことに決まりました。
葬儀が終わった木曜日の夜。
マグロさんと二人で自宅に帰る道中、突然同居が不安になってきました。
義兄の話を聞いた時は、夢のような計画に思え、
ついつい同意してしまったけど、同居は大変ってよく聞くし・・・・・
今はお義母さんに助けてもらうことが多いけど、
10年後ぐらいには、お義母さんの介護問題が出てくる可能性だってあるのです。
無意識に同居を断る理由を探し始めたところ、父のことが頭に!
私にだって日本で一人暮らししている親がいるのです。
今は兄が比較的近くにいるけど、近い将来アメリカ転勤もありますし。
今後は、父にちょくちょく韓国に滞在してもらう計画なのです。
「私はお父さんがいつでも韓国に来られる環境を作ってたいのよ。
同居してたら、お父さんもお義母さんも居心地悪いと思うわー」
そこで、すぐさま日本の父に電話をし、
「同居してる家には滞在しづらいでしょ?」
と聞いてみたところ、
「オレはかまわんよ。韓国にいる間はできるだけ外に出てたいし」
あ・・・そう・・・・・・(TωT)
と、ちょっと残念そうな顔をしていたら。
私の不安の嗅ぎ取ったのか、マグロさんが、
「どーせ、母さんが同居はヤダ!って言うに決まってるよ。
たぶん、僕たちとの同居話はなくなると思うよ」 って。
確かに、お義母さんは同居嫌い。
その昔、マグロとの生活に不安を覚え、私から同居の話をしたところ、
「誤解しないでね。イクラのことが嫌いなわけじゃないの。
でも、私は同居は嫌なのよ」
と、断られたことがあるのです。
それを思い出し、同居はないな、と確信しました。
翌日、義母宅に着いたら。
義妹が目を輝かせてすっとんで来ました。
「オンニ!オンマが、オンニとチィ兄ちゃんなら同居したいって!!決まりね!」
え・・・・?決まり?(((゜д゜;)))
私たち夫婦が到着する前に、義兄夫婦と義妹が同居話をしたところ、
「マグロとイクラならオッケイ!!(°∀°)b 」
と、即答だったそうです。
あまりの即答ぶりにみんなビックリ。
義兄との同居には、すさまじい拒絶反応だったのに・・・
同居自体が嫌いかと思いきや、そうじゃないことがわかり、
義姉が、
「あなた・・・お義母さんにどれだけヒドイことをしてきたのよ・・・?」
と、義兄に聞いたほど。
お義母さんと義兄は性格が全く合わないんですよ。
お義母さんは私の手をとり、目を潤ませながら、
「私はね、イクラとはずっと前から住みたいと思ってたの。
イクラは韓国にお母さんがいないし、昔から私が面倒みるつもりだったんだよ」 と。
そして、マグロまで、
「イクラのお母さんが亡くなってから、
母さんのそんな思いがさらに強くなったのを感じてたよ」 って。
おいおいおい・・・・
そんなこと言われたら、もう断れないじゃない。(T▽T;)
"弱ったな・・・"と、おでこに手をやったら。
目頭を押さえてると勘違いされ、お義母さんと義妹が、
「ああああ!泣かないで!!!」 って。
私が感動して泣いたと思ったようです。
その後、唯一の同居のネックとも言える日本の父の話をしたところ、
「オンニのお父さんは、
うちのアッパ(パパ)みたいな性格じゃないから全然いい!」 と義妹。
「もう、いつでも来てもらって!1週間でも、1ヶ月でも!
イクラが一人でお父さんの面倒をみるより、
私たちみんなでみたほうが安心じゃない!」 とお義母さん。
あらー!これも難なくクリアー。(T▽T;)
「お義母さん、昔、同居は絶対ヤダって言ってたじゃないですか!」
と聞いてみたら。
「あれは、お父さんがいたからよー。
気難しいお父さんと子供達の間に入るのが大変だから嫌だったの!」 って。
マグロまでも、
「僕だって父さんがいたら、ぜーーーーったい同居は無理!!」 って。
お義父さん、同居の邪魔者だったのですね・・・・・(T▽T;)
亡くなったばかりなのに、散々な言われようで可哀相。
こうして次男夫婦と義母&義妹との同居が決定したのでありました。
月曜日にお義父さんが亡くなり、
水曜日に同居話が持ち上がり、
金曜日に確定。
何?この展開・・・・・・(((゜д゜;)))
マグロさん次男だし?
義兄が同居する気満々だったし?
私と同居は完全に無関係だと思ってたのです。
同居が決定して盛り上がるマグロ家。
「我が家は大家族になるんだ!
いずれは、多世帯で暮らせるアパートを買って、みんなで暮らそう!」
と、義兄が熱く語っていましたが。
そもそも、お義母さんが義兄と暮らせるなら、
私らとの同居話にならなかったわけで。
義妹とマグロさんも、義兄とは住みたくないと言っており、
私も秘かに、義兄だけは無理だと思っているのです。
誰よりも大家族を熱望している義兄は、
誰からも一緒に住んでもらえないのですよ。
「一番経済力があるオレを入れないなんて!
オレと一緒に住めば、もっといい家で暮らせるのに!」
と、悔しそうに言っていました。
互いの家の契約がありますので、この同居は今すぐではありません。
早ければ来年の春ごろからの予定です。
イルサン方面にお住まいの方、
引っ越しましたら、どうぞよろしくお願いします。
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