早期教育効果は小学生で消える
こんにちは。
『21日は18:00帰宅』 の イクメン九州男です
我が社OZ Companyの幼児教育理念には
保育の神様といわれている
堀合文子先生の理念を取り入れています。
著者は弟子の内田伸子先生。
幼児教育に携わる者のバイブルです。
その堀合先生の弟子である
内田伸子先生(現お茶の水女子大学 発達心理学教授)による
早期教育についての研究・報告の記事が「AERA」に掲載されていましたので
紹介しますね。
お茶の水女子大学の内田伸子教授(発達心理学)は、文字の読み書きなどの早期教育に批判的だ。内田教授は昨年秋の東アジア学術交流会議で「幼児のリテラシー習得に及ぼす社会文化的要因の影響」調査を発表した。
ちょうどその2カ月ほど前、文部科学省は全国学力テストの結果を分析し、親の所得が高いほど子どもの学力が高いという調査を発表していた。親の年収が1200万円以上では国語、算数の正答率が全体の平均より8~10ポイント高く、200万円未満では逆に10ポイント以上低かった。
だが、内田教授の調査では、子どもの学力格差は親の所得格差ではなく、親子のかかわり方が大きく影響していた。たしかに「読み・書き」能力だけみれば、3歳では親の所得や教育投資額が多いほど高かった。しかし、その差は子どもの年齢が上がるにつれて縮まり、小学校入学前に消滅した。文字などの早期教育の効果はわずか、数年しか続かないのだ。
すでに内田教授は20年以上前に実施した調査で、3、4歳で文字を習得している子と、習得していない子との差は、小学校入学後に急速に縮まり、1年生の9月には両者の差は消えてしまうということを指摘してきた。また、別の研究でも、漢字の習得では、早期教育を受けなかった子どもとの差は小学校2年生ごろに消滅し、むしろ国語嫌いは早期教育を受けた子に多かったということもわかっている(黒田実郎、「保育研究」)
さらに詳細が掲載されているのはこちら↓
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100426-00000001-aera-soci
この記事にあるように、
僕自身も好早期教育には否定的な考えをもっています。
自分もこれまで塾など習い事には行ったことがなく、山や田んぼで走りまわってました。
(経済的な面もありましたが・・)
それでも立派(自分でいうのは変ですが)に育ったと思っています。
幼児期は遊びを通して社会性、人間力が養われるなど、
人としての基礎を学ぶ時期です。
そんなときに、小学校で習うようなことを幼児期に習うなんて意味がないし、
子どもにとってはストレスになります。
ただ、子ども自身が本当に興味をもって「やってみたい」と思うことは
是非させるべきだという考えです。
◆ままごと遊び
◆おふろ掃除
◆ままごと、ブロック遊び
◆絵本の読み聞かせ
女の子がパパにお月さまとってと、そこでパパがとりにいく絵本。
お月さまの形が変わるようすもおもしろく描かれています。
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