143-天国からプレゼントを贈り続けるあの人 4(終) | ikoma-gun(フリムン徳さん)のブログ

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まだ、びっくりすることを妹から聞いた。

高校生だった妹も今は結婚して、

社会人になった息子と大学3年になっている息子がいる。

なんと彼は「自分が死んでからも、妹の息子二人に、

大人になるまで、ずーっと誕生日プレゼントをするように」と

遺言状を残して49歳の若さで死んでいったのだそうだ。

彼の遺言を、彼の嫁さんは彼の死後20年ずーっと守って、実行した。

死んだ旦那さんの遺言を毎年、何十年も守り続けた。

妹のみち子と今でも親戚みたいに付き合っている。

この世知辛い世の中で聞いた事がない。



私の胸を熱く熱くした友情物語であった。

天皇陛下から勲章をもらったどんな立派な人よりも偉いと思う。

世界中の人に知ってもらうべき人情物語である。

こんな偉大な夫婦と出会えた私の運命を奇跡とも思っている。

天国からまでも何十年も自分の友達の妹の子供にプレゼントを

贈りつづける人。  その人の名は“荒木比呂美




*あれから、40年経った2013年の2月に荒木さんの

嫁はん弘子さんは私の妹と二人、私のいる

カリフォニア・モントレーのブラッドレーに来てくれた。

これも、彼の天国からのプレゼントと思っている。


終わり