136-フリムン徳さんの正夢1 | ikoma-gun(フリムン徳さん)のブログ

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22 「フリムン徳さんの正夢」

 この頃私の夢がよく当たるようになった。

私の夢は月へ行くことでもない、火星へ行くことでもない。

死んだ親父、おばあちゃん、おじいちゃん、

おじさん、おばさん、親しい友達、つまり

あの世の人と会いたい、話がしたいのである。

なぜそうなったかと言うと、どうも昔の喜界島の

おばあちゃんの影響があるようだ。

私の母方のおばあちゃんで、

名前がオメトというオメデタイ名前である。

 

おばあさんは、朝、昼、晩、仏さんにお供え物を

する時でも必ず「おいしい、豚味噌ですよ、

いっぱい食べてくださいね」とか、

目に見えないご先祖様に話している。

間違いなくご先祖様がそこにおるように

思って話していた。

おばあちゃんにとっては死んだご先祖様は死んでも

生きて私たちを護っていると確信していた。

その死んだご先祖様はどうしておばあちゃんに

物事を知らせるかと言うと、夢で知らせるのだと言う。

昨夜は悪い夢を見たから、注意しなさい、あるいは

ええ夢を見たからええことがあると喜ばせてくれた。

 

不思議なことにこの頃、私の夢の的中率が

だんだんと高くなってきた。

私は美代ねえに言わすと神がかりな人間だそうだ。

フリムンの私にはウヤフジが夢で伝え

やすいのかもしれない。

このフリムンの私もユタ神様(ヌル神様)になりたくて、

毎晩、オメトおばあさんに「私をヌル神様に

してください」とお願いしている。

私の89歳になる母親はヌル神様になる人だと

いわれていたが、嫌いだから嫌だと言う。

ところが息子のこのフリムン徳さんはヌル神様になって、

あの世の人と話をしたい。

死んだウヤフジがそろそろフリムンの私を

ヌル神様にする下準備のために、

正夢で知らせているのかもしれない。