126-フリムン徳さんのパンク「鏡の部屋」1 | ikoma-gun(フリムン徳さん)のブログ

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20  「鏡の部屋」  2006-3                           



 「霊の社会、あの世の人と話がしたい」、は私の切実な夢である。

その夢が叶えられそうである。生きていて、死んだ人と話がしたい私は

]変わった人間のようである。

だから私の名前はフリムン徳さんになったのだろうか。

フリムンとは鹿児島県喜界島の方言で、「憎めないアホ、慌てもの、

後先を考えないで行動する人」の意味である。とうとう、あの世の人と

会える方法を書いた本に出会った。


 私の育った喜界島では、朝昼晩の食事を一番先に仏壇の仏様に

お供えしてから食べる。3本の線香に火をつけ、杯にお酒を入れ、

小さな花瓶に花を活け、おじいさん、おばあさん、お父さん、

お母さんが仏壇の前の位牌に向かって、「ウヤフジ(ご先祖)様、

子供達、家内中が病気をしないで、いつも元気であるようにお守り下さい」

とお願いし、悪い事が起きても、うれしい事が起きてウヤフジに報告し、

お願いしていた。姿は見えないけど、ウヤフジは家族みんなの守り神であった。

病気も治すのも、させるのもウヤフジがさせる。

喜界島のウヤフジとは不思議な守り神である。


続く