VTR1000F H4 LEDヘッドライト交換 | ガレージ 一狐亭

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どうもこんばんは、一狐です

車検の際にHIDプロジェクターからノーマルに戻したんですが、もう一度付け直す前にせっかくなのでLEDヘッドライトバルブを試してみます

 

明るさや配光で著しく進化してるLEDバルブですが、まだまだ進化途中の様で色んな製品が出ては消える現状、人柱覚悟でなく安定を選ぶなら人気で評価の高い物を選んだ方が無難でしょう

現状、無難な選択肢としてこの2ではないかと思います

Autofeel 車用LEDヘッドライトバルブ S7 H4 84W(2*42W) 6500K白... Autofeel 車用LEDヘッドライトバルブ S7 H4 84W(2*42W) 6500K白.

「SUPAREE」H4 Hi/Lo LED ヘッドライト 車検対応 フィリップス PHILIP... 「SUPAREE」H4 Hi/Lo LED ヘッドライト

上の方がコントローラー内蔵で12チップ(点灯6チップ)、下の方がコントローラー外付けで16チップ(点灯8チップ)

どちらも同じ8000lmと表記されてますが実際の明るさは

コントローラー外付けファン付き>コントローラー外付けファンレス>コントローラー内蔵ファンレス

が一般的な様です

 

どちらにしようか悩みましたが、人気の高いちょっと明るそうな方を選びました

2個セットなので1つ余る・・・

 

早速取付ですが以外と苦戦しました

本体とヒートシンクが分離できるタイプで、本体をセットしてゴムカバーをかけてヒートシンクを入れる流れなんですが、ヒートシンクがフレームに干渉して入りません

後5mmほどスペースがあればすんなり入るんですがギリギリで駄目

 

対策としては2つ

カウルを止めているネジを外し、ほんの少しだけヘッドライトをずらせば簡単に取り付け出来ます

もう一つが写真のように予めヒートシンクを10mmほど入れた状態で取り付け、後からゴムカバーを付ける方法

ただしこの方法だとゴムカバーを一部切る必要があるので防水性は下がります

昔にHIDを付ける時に切り取ったゴムカバーがあったので今回はこの方法で付けました

ヒートシンクの上からゴムカバーを滑り込ませ、ヒートシンクを締め付ければOK

 

肝心の配光はどんなもんでしょう

ほんの少し光軸が上がっているので下げてやる必要があるかもしれません

ほとんど同じ配光となっており、このバルブはかなり優秀だと思います

 

光軸を合わせた後2つの画像をMIXさせてみると

全体的にLEDの方が光が集中している感があります

カットラインもキッチリと出ていて配光もハロゲンとほぼ同一なのでプロジェクターより違和感が少ないです

プロジェクターだと光がスパッと切れすぎているので・・・

 

Hi側は若干の違いが出てます

広がりが少なくなった分中心部分に集中してる感じですね

 

H4のLEDバルブもついに実用レベルに達し、それどころか下手な中華HIDをアッサリと抜き去ってしまった様です

35W HIDと比較すると、全体の光量(光束)自体はまだHIDに届いていないけれど、グレアとなって飛び散る光がHIDよりLEDの方が少ないのでほぼ同等かやや劣る程度と言う印象です

ASICバラスト+湾曲バーナーの35Wタイプと比べると、ハロゲンとHIDの中間よりチョイ明るい位

 

明るさ的には安い方のタマキンと比べると僅かに明るい位ですが、熱に関してはこっちの方が発熱が少ないように思います

消費電力は14Vの時1.5Aで21Wとなりました

30W以上ハロゲンより省エネとなっており、アイドリングで電圧不足になりがちな車種には良いかと思います

MOSFETレギュレータ仕様のバイクに付けるには30Wの削減は、ジェネレータコイルに無視できないレベルの負担を掛ける可能性があります

出来ればフォグランプ等を付け他で電力を消費した方が良いでしょう

 

それではまた