どうもこんばんは、一狐です
雪も積もって本格的にやる事がないので久しぶりに工具の事でも
車だと出番はほとんどありませんが、バイク整備では欠かせない六角レンチ
安い物ならセットで100円から高い物だと1万オーバー
会社や自分で買ってみたりと色々試してみました
現在工具箱に入っている六角レンチ達
PB、WERA、旭金属
PBはレインボーショートヘッド六角棒セット 2212LH-10RBCNを使用しています
通常のロングタイプとは違いショートヘッドタイプ
ヘッド部が短く角度が100°となっており、狭い部分でも回せるようになってます
90°ショートヘッドだと干渉して回せなかったり指が入らなかったりする事が多く、100°と言うのが絶妙
ただショートヘッドなので通常使用だととっても使いにくい
カウルの取付部分等ちょっとでも奥まった部分にあると指が入らなかったり、力を掛けにくいので舐めやすかったりするのであくまでも特殊工具
WERAは950SPKL/9SMN マルチカラーヘックスキーセット 073593を使用
先端形状がHEX PLUSという特殊な形状で面接触するため舐めにくく、多少舐めたキャップボルトでも外す事が出来ます
面接触ソケットのレンチタイプと言う事ですね
希少な面接触レンチと、手頃な値段なのがWERAの良い所
サイズ別に色分けされています
PBとWERAはどのサイズも同色
PBとWERAのどちらがおすすめかと言えば、個人的にはWERA派
新品のキャップボルトにレンチを入れた際のガタはPBの方が少なく密着感が凄い割に、強いトルクを掛けて締めるとWERAよりPBの方がボルトへのダメージがでかい
舐めてしまってPBではレンチが浮いて外せなかったボルトでもWERAでは外せる事が何度かあった事でWERA派となりました
耐久性はPBの方が高そうなので生産工場向きなのかなーと思います
ネガティブな方面で見ると
WERAの欠点はごつくて重いため、特に考えずにレンチを抜くとワンサイズ小さい物を選んでしまう事がちょっとありますw
PBに比べてしなりが少なくオーバートルクになりやすい事も要注意です
PBの欠点は値段が高い、セットのホルダーがゴミ
新品だときつすぎて抜きにくく作業性が悪いクセに、使い込んだらガバガバで勝手に抜けてしまう
おまけに横一列なので無駄に場所を取って工具箱の中を圧迫する
お勧め工具で何かと比較対象になるWERAとPBですが、標準タイプの六角レンチに関してはPBの利点が見いだせませんでした
PBでは緩められないボルトをWERAだと緩める事ができるのは何度か有りましたが、逆は一度もありませんでしたので
緩める事が出来なければどんなに高価な工具でも意味が無いと思ってます
続いて番外編のボルトキャッチタイプ
サブ工具として持っている旭金属のASH キャッチャー機能付9本組 ロング六角棒レンチ AQKS920はこれも若干特殊工具的なポジションで使ってます
ボールポイント部分キャッチャーボールが入っていてボルトを脱落を防いでくれます
に2.5mm以下は先端に切れ込みが入っていてオーバーサイズになっている事で抜けにくくなっています
狭いエンジンルームやボルトを落とすと大変な事になる場面で活躍
スッと入る割に結構しっかりとボルトをキャッチしてくれるので使い勝手としてはかなり良いです
ただボルトをレンチから抜く作業が必要になるので本数があるとうっとうしいw
注意点もあります
ボールポイントが回るギリギリの角度を付けキャッチャーボールがキャップの内側に入る位置のみ、極端にキャッチ能力が落ちます
キャッチャーボールがキャップ内にほぼ接触しないためです
ボルトを落としにくいだけで、落ちないとは言っていないので過信は禁物
ボンダスも同じ構造
BONDHUS ボールポイント付六角レンチセット9本組 ミリタイプ PBLX9M
こっちの方が元祖
宇宙船で使われている事でも有名なメーカー
安くて良い工具
キャッチャーボールは旭金属が鋼球に対してこっちはナイロン樹脂球
特定の条件で抜けやすくなる欠点を改良した物もあります
ボールポイント部にサークリップの様なリングが填ってて、キャップ内全周で支えているのでボールタイプよりも抜けにくい反面、すっごい入れ辛い
旭金属の物は通常使用できますが、マジックリングは使い勝手がイマイチなので落としたくない時専用ですね
ボンダスはナイロン樹脂なので通常使用だと減りが心配
ボルトキャッチタイプも有ると便利なので安いボンダスを買って置いても良いかも
それではまた