「禅とは何ぞや?」とイキナリ尋ねられても、
答えられる人って、ほとんどいないと思います。
しかし、その文化と心にふれることによって、
それを「感じる」ことは出来る。
そんなまたとない好機が、現在九州国立博物館で
開催されている『妙心寺展』
1337年、無相大師により創められた臨済宗の名刹、
「妙心寺」とその流派に伝わる名宝を紹介した特別展です。
特別展 京都 妙心寺
~禅の至宝と九州・琉球
(九州国立博物館 1/1~2/28)
ウチが行ったのは平日の午後でしたが、前回の『阿修羅展』が
異様な混み具合だったせいか、程よい客入りにほっとします。
ベビーカー連れでの入場もOKでしたよ
また会場の各ポイントに、禅にまつわるトリビアを紹介した
「プチ禅カード」なんかも設置してあり、子供も一緒に楽しめる
演出には感心しました。
肝心の展示物も、国宝の「関山」道号や、日本最初の禅寺の
勅額(福岡の聖福寺所蔵)といった、渋い”書”から
南北朝時代の「文殊五尊像」(素晴らしいバランス!)や
沖縄の仁王像(ド迫力!)といった木像、
江戸時代の「達磨像」や国宝の「瓢鮎図」(瓢箪で鯰を
捕まえることができるか?)などのユニークな”画”まで、
飽きの来ない充実のラインナップ。
あっという間の1時間半でした
多彩な禅文化の粋に触れられる絶好の機会、
皆様もぜひお時間をみつけて出かけられてみては?
(J)
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