- 田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」/講談社
- ¥1,680
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最近、
読書のすすめの清水店長に「セブンイレブンの金の麺は美味しいよ」
と教えていただいてから、セブンイレブンによく行くようになった。
すると、色々なことを発見していく。
ラーメンの次は「金の食パン」に気付く。
そして今度はこの「オリジナルビール銘柄群」だ。
すべてセブンイレブンの独占だ。
ということは、各メーカーはセブンイレブンだけの量で、
新しい1アイテムを生産しても利益が出るということだ。
これってすごいことです。
今小売業はほとんどの業種が激戦です。
リアル店舗同士の競争に加えて、
バーチャル店舗との競争もあるからです。
ここで発生するのが「価格競争」。
そしてその競争は果てしなく悪い循環になっていく。
まず、小さい店舗は勝てない。
スケールメリット(量が多くなるにつれて仕入れ価格が安くなる)
が効く大型店の方が仕入れが安くできるから、
当然販売価格も安くできる。
しかし、大型店同士でも価格競争が起こる。
ここで発生するのが、生産コストを下げるという政策。
これは生産地を国内より安い海外にするとできる。
ひと昔、いや、ふた昔まえかな、
僕がまだ靴屋にいた時代のころの話。
運動靴の安いものはメイドイン「コレア」だった。
これが「チャイナ」になって
「ベトナム」になって・・・・・
と延々と安くできる生産地を開拓していく。
イコール国内生産の会社がどんどんつぶれていった。
(いわゆるドーナッツ現象)
消費者の「安いものが欲しい」という要望に応えて、
日本は自国の生産力を落としてしまった。
その中にあってセブンイレブンをはじめとするコンビニエンスストア―はものすごい勢いで成長していった。
日本国中コンビニだらけになった。
そこではじまったのが、コンビニの価格競争だ。
その時思ったこと。
あぁ~~~やっぱりここでも価格競争かぁ~~~と。
自分が靴屋の時代、安いクツで売り上げを立てていた。
安かろう体に悪かろうの靴だった。
安いクツは膝腰を絶対悪くする。
辞めたから言えるけど、絶対に安いクツは作ってはいけないと思う。
そんな経験から、価格競争は嫌いだ。
質の競争が国を豊かにすると思う。
しかし、そんな中でセブンイレブンの鈴木敏文氏だけは違った。
「質の追求」をしていた、すっと前から。
それを可能にしたのが、おそらく
またまたスケールメリットだ
セブンイレブンは現在国内だけで16000店舗ある。
これだけの店舗があれば、メーカーが嫌がるわけがない。
多分各メーカーは必死にアタックしてくるだろう。
そうなると、そのメーカー同士の競争から
「質の追求が可能になる」
ということで、
昔のスーパーのオリジナル製品は美味しくなかった。
でも、今のセブンイレブンのオリジナル美味しい。
質の追求が結局、その店独自の味となり、
どこにも負けない商品ができていくのだ。
ということで、ビールを「ぐびっ!」
うわぁ!
すげぇ~美味い(笑)
すみません、脱線しました。M(__)m
基。
このままだと、大量な店舗数がないと生きていけないみたいですが、
違うのです!
「田舎のパン屋が見つけた「腐る経済』」という本の中に、
個人でも生き残れるやり方が書いてあるのです。
今年はこれを手本として店を創っていきます。
では、「グビッグビッグビッ」
ぷっはぁ~~~~~
美味い!