すべての出来事をチャンスに変える心理学/加藤 諦三
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心理学界の“赤川次郎”といってもいいんじゃないか、

っていうほど書きまくっている早稲田大学の元教授です


この本は、主に現役の大学生に向って書いているような気がします。


約百年前の人物であるオリソン・S・マーデンの著作に対しての

、読み方の注意点を指摘するように、

べったりとなぞるようにこの本を書き進めています。


マーデンの書いてあることをそのまま受け取ってしまうと、

生きにくく苦しい人生になってしまう、

と著者の加藤さんは言っています。


安全で豊かな文化の中にいる現代の若者に欠けている、

ほんとうの充実した人生とは何か、

生きがいある人生を送るにはどうしたらいいのかを、

繰り返し説諭しています。


大学生から社会人3年目ぐらいの方、

自分のやりたことがわからない方、

仕事がつまらないと思っている方、

ぜひ読んでみたください。


特に印象的に残った言葉を下に。


『いかなる状況に立たされている人でも、自分のほんとうにやりたいことや、なりたいものに向っている人は、スタートのその時点ですでに幸せである。逆に、安全で楽な生活をし、なにもかも揃っている現代の若者は、モノ以外の生きてる充実感や、夢中になれるものがない。だから不幸である。生の充実感を味わうことが少ない。』

『今の日本は“幸せ”について根底から勘違いしているのではないだろうか。』

『たとえば子供は、自分の好きなことなら、それが5時間かかっても、「頑張った」とは言わない。しかし、つまらないのに、ひとりで10分間だけ泳いでいたとする。そのとき、子供は「こんなに頑張ったのに」と言うだろう。

 子供は、したくないことをするときには「頑張る」と言うが、好きなものをするときには「頑張る」と言わない。』

『結局、この人生では、情熱を注ぐ対象を見つけられるか見つけられないかに尽きるのかもしれない。』

『自分が好きなこと』=チャンス』の法則

「努力がつらいなんて感じたことはない」

11時間徹してやれる好きなことを探せ』



すべての出来事の中に人生のチャンスがあるって考えると・・・・・

毎日が楽しいですよね。





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