サマー氏もオバマ氏の就任式を見て鳥肌がたったという。
その前に鳥肌が立ったのはベルリンの壁の崩壊のニュースだそうだ。
小生はそのとき、中学生だったこともあり、天安門の方が鳥肌だった。
なにせ、ちょいと年配のお兄さんたちが、死を覚悟で行動していたのだから。
まさにフラストレーションという言葉をはじめて体感したような気がする。
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●これを読んで怒りを覚えるあなたは・・・
http://it.nikkei.co.jp/business/column/natsuno.aspx?n=MMIT33000026012009
「日本には米国のような仕組みはない。変化を要求されている時代に変化させるリーダーを生み出すことは、制度的にはできない。
としたら、現リーダーたちの良心に期待するしかない。
政治のリーダーの方、社長の方、役員の方、官僚の方、ともかく人の上に立つ方。信念をもって、あっと驚くようなことをやってください。国民が驚くような思い切った政策。社員がのけぞるような実質的な体制の変更。成功するかどうかはわからないけれど、いままでには考えられなかったような変化を引き起こす行動。
そんなことはできない。そんなことは思いつかない。そんなことは効果がない。そんなこと自分の趣味じゃない。そんなことやったことない。とりあえず部下に検討させる。
そういう答えが思い浮かんだリーダーの方、お願いです。この危機を乗り切るために、日本の将来のために、ひいては人類の進化のために、身を引いてください。失うものは何もありません。もう皆さんは十分尊敬される成果を出されました。今こそ、変化を主導できそうな後継を指名してください。その新しいリーダーに任せてください。
新しいリーダーのやることは気に入らないかもしれません。失敗するかもしれません。でも変化しないよりマシです。日本にとって最後のチャンスです。お願いします。
はっきり言います。皆さんが邪魔なんです。これ以上日本を駄目にしないでください。英断を下して下さい。
これを読んでお怒りを覚える方、あなたがまさに時代遅れなんです。」
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↑これは、日本のリーダーたちにあてたものだが、モバイル業界の経営者たちにも言っているようでもある。
この十年やってきたことに囚われて、新しいことに踏み出せないことへのフラストレーション。
「祖国か死か。」
これは、キューバ革命での、カストロやゲバラたちの合言葉であるが、
これに通じたものを、この文章から感じる。
このままのらりくらりしていると、
それこそ、マインドをもった者たちが、
別の祖国を探しにいってしまうかもしれない。
ちょうどゲバラがキューバを去ったように。