祖国か死か。皆さんが邪魔なんです。 | モバイル業界、史上最速、最大級の勉強会といえば、いきべん。

モバイル業界、史上最速、最大級の勉強会といえば、いきべん。

ケータイを軸に外貨獲得と内需拡大をもたらす明日のビジネスリーダーを輩出しようという松下村塾的な試み。ビジネスの気づきを求めて計150回4000人以上が都内某所で薩長同盟。「平日夜の粋な勉強会」という正式名称がありました。

サマー氏もオバマ氏の就任式を見て鳥肌がたったという。


その前に鳥肌が立ったのはベルリンの壁の崩壊のニュースだそうだ。

小生はそのとき、中学生だったこともあり、天安門の方が鳥肌だった。

なにせ、ちょいと年配のお兄さんたちが、死を覚悟で行動していたのだから。

まさにフラストレーションという言葉をはじめて体感したような気がする。



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●これを読んで怒りを覚えるあなたは・・・

http://it.nikkei.co.jp/business/column/natsuno.aspx?n=MMIT33000026012009



「日本には米国のような仕組みはない。変化を要求されている時代に変化させるリーダーを生み出すことは、制度的にはできない。

 としたら、現リーダーたちの良心に期待するしかない。

 政治のリーダーの方、社長の方、役員の方、官僚の方、ともかく人の上に立つ方。信念をもって、あっと驚くようなことをやってください。国民が驚くような思い切った政策。社員がのけぞるような実質的な体制の変更。成功するかどうかはわからないけれど、いままでには考えられなかったような変化を引き起こす行動。

そんなことはできない。そんなことは思いつかない。そんなことは効果がない。そんなこと自分の趣味じゃない。そんなことやったことない。とりあえず部下に検討させる。

 そういう答えが思い浮かんだリーダーの方、お願いです。この危機を乗り切るために、日本の将来のために、ひいては人類の進化のために、身を引いてください。失うものは何もありません。もう皆さんは十分尊敬される成果を出されました。今こそ、変化を主導できそうな後継を指名してください。その新しいリーダーに任せてください。

 新しいリーダーのやることは気に入らないかもしれません。失敗するかもしれません。でも変化しないよりマシです。日本にとって最後のチャンスです。お願いします。

 はっきり言います。皆さんが邪魔なんです。これ以上日本を駄目にしないでください。英断を下して下さい。

 これを読んでお怒りを覚える方、あなたがまさに時代遅れなんです。」


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↑これは、日本のリーダーたちにあてたものだが、モバイル業界の経営者たちにも言っているようでもある。

この十年やってきたことに囚われて、新しいことに踏み出せないことへのフラストレーション。



「祖国か死か。」



これは、キューバ革命での、カストロやゲバラたちの合言葉であるが、

これに通じたものを、この文章から感じる。



このままのらりくらりしていると、

それこそ、マインドをもった者たちが、

別の祖国を探しにいってしまうかもしれない。



ちょうどゲバラがキューバを去ったように。