今回は、南阿蘇鉄道の立野橋梁です。
旅記録109号車 の途中で訪れました。
南阿蘇鉄道高森線の立野~長陽間にあって、白川の支流を渡ります。
7連の上路プレートガーダー橋で橋の長さは136.8m、橋脚はトレッスル橋です。
トレッスル橋としては九州では唯一、旧余部鉄橋なきあと鉄道橋で日本最長です。
立野駅から500mほどの場所にあります。
上の写真の通り県道から全体が見下ろせますが、谷へ下れる細い道路があります。
道の途中に発電所踏切(?だったと思います)から
車内から見るとこんな感じ。
車窓からは白川の流れる谷を見下ろせます。
踏切を過ぎて、つづら折りになってる道を下っていきます。
行きはよいよいですが帰りはかなり辛そうな坂道の途中から見上げてみます。
橋の真下から。
もう少し下った場所から全体を。
橋の下を走る水道管のようなものは、谷底にある九州電力の黒川第一発電所への導水管です。
真ん中と左岸側のトレッスル。橋脚の間の桁も一つとカウントするのでつごう7連となってます。
昭和3年に高森線の開通と同時に供用開始されています。
1kmほど先には第一白川橋梁が控えていて、建設の際にはこの立野橋梁を渡って鋼材や機材が運ばれたそうです。
最後は、橋梁を通過する南阿蘇鉄道のトロッコ列車「ゆうすげ」号です。
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