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ただやるしかない。
そういう状況があります。

自分が決めたことだから、
人と約束したことだから。

一方で自分との約束の方が、破られるものは多いです。
これまで何度も、何度も、自分との約束を破ってきてしまいました。

最初の頃は、「自分との約束なんて難しすぎて守れねーよ!」と投げやりになっていました。
無理だと思っているのだから、できなかったときには「やっぱりなぁ」と思ってしまいます。

そこには何の学びもないし、
何の気づきもないし、
何の悔しさもありません。

ただただ、「思った通りの現実」が創りだされているだけです。
無理だと思っていたから、無理な現実がやってきただけ。
約束したときに思っていたことが、目の前にあるだけ。
何の進歩もない、何の感動もない、ただ時間が過ぎただけ。

どうしてもやらねばならないという状況がつづく時期がありました。
もうこれはやるしかない。

次から次へ締切がやってきながらも、
毎日毎日、現場へと飛び込んでいき、全力を尽くしていく。

それは僕の力を超えるものでしたし、明らかな限界を超えたときには、
体調を崩し、声は失われました。
それでも、待っている人がいるから、あの手この手で勝負しつづけました。



僕は自分で決めたことを成せない人間でした。

他人との約束ばかりを優先しようとしてきました。
しかし、夢や理想ばかり高かった僕は、とっくに決断しなければならないところに来ていたのです。

「他人との約束を守るためには、日々自分との約束を守らなければならない。
 日々自分との約束を守れる人でなければ、他人と約束をすることができないステージがある。」

それはずっと自分と無縁の場所でした。
自分との約束を、毎日守らなければ、人と約束すらできないところに来てしまっていました。

いつからだったか覚えていませんが、
自分が約束することを守れないのが嫌になり、許せなく思うようになり、
そして、いつからか、自分で決めたことを率先しておこなうようになりました。

自分が決めたことを守れずに来ましたから、
最初はそもそも自分にする約束自体がとても低レベルでした。

でも、ささいなことでも、その約束を守れるようになったとき、
自分がとてもうれしかったのを覚えています。
子供のころ、尊敬する人に褒められたときのように、
誇らしい気持ちを感じました。

その誇らしさが僕を少しずつ変えてくれました。

他人から褒めてもらうのではなく、自分で自分を褒められることを積み重ねる。
そのときに本当の自信を少しずつ手に入れることができました。
他人からもらう自信ではなく、なにものにも拠ることのない自信。


ずっとそれを続けています。
僕は万能で無敵のスーパーマンではないから、日々自分との約束をしていくしかない。
そして、ひとつひとつを積み上げていくしかない。

約束を守りたい人たちがいます。
日々現場に出て、真剣勝負をしている人たちです。

その人たちと約束を守ることができれば、
僕はその人たちの力になれたんだなって実感ができます。

もっと力になりたい。
そのために必要なのはただひとつでした。

自分が自分を甘やかさないこと。
自分に、今の実力以上の約束を課すこと。

そうしてこうして、今が続いています。




書きなぐってしまいました。
今日も自分との約束を守るため、行って参ります。


池田貴将



PS

土日はビジネスモデルスクールの開催でした。
徹底的に、自分自身の思考をチェックし、自分のメッセージを届けるための戦略をつくる講座を開催しておりました。

9時間×2日間。
異次元に思考とステージを引き上げる場所。

お客さまのひたすら取り組んでいく姿勢がとても印象的でした。

今はまた3月に行う2015年を覚悟する講座を準備中です。
1月じゃ分からない、3月4月にならないと分からない自分自身を超えるための講座です。
ぜひお楽しみに。