ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ
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テンション表記について(補足)
テンション表記について
の補足。
初学者には難しい内容がありますが
(いつもそうだろう、って言われそうですが)
何を言っているかわからない、と思いながら読み進めて下さい(^▽^;)
前回テンション表記について
では
まず、音程(4)単音程・複音程
でも説明したこと
ルートがC音のコードについて
9はD音、11はF音、13はA音が含まれることを指す、
という理解が必要、ということと、
まとめとして、
さらに上の理解のためにはスケールの知識が必要で、
その前の段階では、数字の表記が具体的にどの音を指しているかだけを理解していれば充分、
という説明をしました。
例えば「♯5」と「♭13」は同じ音を指します。
「C7♯5」「C7♭13」はテンションに G♯音(=A♭音)が含まれることを指します。
私は概ね
「C7♯5」はホールトーンスケールの場合、
「C7♭13」はオルタードスケールの場合
という使い分けをしています。
同様の考え方の人もいますが、
あくまでも私の使い分けであり、
どちらかのみを使う人、恐らくこだわりが無いと考えられる人、
などいます。
そのため、その都度状況により判断する必要があります。
さて、何を言っているかわからない、と思いながら読み進めて頂けましたでしょうか?
このようにコード表記はあくまでも概略的なものなので、
それを見てただ弾くのではなく、そこから判断する、
という作業が必要になります。
ルートがC音のコードについて
9はD音、11はF音、13はA音が含まれることを指す、
という理解が必要、ということは、言い換えると、
まず初心者は4か11かを考え込むよりも、
数字がどの音を指すかを知ることが必要ということです。
コードネームを読み取って弾くには
上記の"何を言っているのかわからない"ような知識も持った上で行う必要があるので、
表面的なコード表記レベルで悩んでいる余裕はありません。
そのため前回のまとめに
導入の段階では、数字の表記が具体的にどの音を指しているかだけを理解していれば充分、
という説明をしました。
過去の記事もご参照下さい。
↓
音程(1)音程の数え方の基礎の基礎
音程(2)音程の数え方の基礎の基礎(その2)
音程(3)音程の数え方の基礎の基礎(その3)
音程(4)単音程・複音程
音楽用語 〜 「異名同音」
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