ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ
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ジャズって覚えること多い?
ジャズって覚えること多い?(2)
前回、前々回は、
ジャズは初めに覚えることが多い、と感じるのは、
ジャズの特性以外の要因があるかもしれないことを指摘しました。
今回は、特性としてジャズは初めに覚えることが多い、ということについて申します。
そもそも「ジャズって覚えること多い?」と感じる方は、
音楽に初めて取り組む人よりも、少し他のジャンルをかじったことがある人
が多いのではないでしょうか?
特にクラシックの方は非常に戸惑うことが多いです。
これまでも何度も取り上げて参りました↓
ジャズを学ぶこと。アドリブを学ぶこと。
ジャズを学ぶ際に、クラシック出身者が陥りがちなこと。
クラシックのお稽古的発想からの脱却 ~ クラシックを学ぶこととジャズを学ぶことの違い
フレーズを覚えるための練習は不毛です。
続・フレーズを覚えるための練習は不毛です(1)
続・フレーズを覚えるための練習は不毛です(2)
続・フレーズを覚えるための練習は不毛です(3)
やはり覚えるための練習は不毛です!!
ジャズを学ぶ際に、クラシック出身者が陥りがちなこと(その2)
今回指摘する、クラシックの方の勘違いは、
楽譜が弾けたら、出来た、と思ってしまうことです。
クラシックのプレーヤーが演奏出来るように
ジャズやタンゴ、ボサノバ、ラテン等々…
全てのパートが書いてある楽譜があります。
厄介なのは、その楽譜を演奏出来れば、
そのジャンルが出来た、と勘違いすることです。
クラシック以外のジャンルの人は
自身がジャズ"風"の演奏をしている、
則ち、ジャズは上手く出来ていない、
ということを自認していることに比べると、
大きな違いです。
違うジャンルは、違うシステムで成り立っていることを知ることから始める必要があります。
次に、和音、スケールについても、単なる運指の練習程度にしか捉えていなかったものを、
アクティブに使う知識として再度学び直さなければならないでしょう。
それらが揃って初めてジャズの入り口に立ったと言えます。
確かに覚えることが多いですね。
繰り返しになりますが、
楽譜をなぞることが出来たら、その音楽が出来た、
と思うのは大きな勘違いです。
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そもそも、このような偉そうな文章を書いている私も、
ジャズを初めて30年以上経ちますが、よくわかっていません。
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