ジャムセッション・バンド練習 〜 楽譜の擦り合わせをしましょう! | ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ

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演奏活動やレッスンについてつらつらと書いていきます。

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アマリュアバンドの練習やジャムセッションで最も気になることは、

参加メンバーが違う楽譜(違うコード進行の楽譜)を見て、そのまま演奏していることです。

これでは各々がいかにきちんと演奏していても、アンサンブルが合うことはありません。




定期的に練習を重ねているバンドであっても、

恐らく、曲名だけをメールで連絡して、楽譜は各々が準備する

という方法をとっているため起こります。


また、

移調楽器の人のみが自分用の楽譜を用意するため、

他のメンバーと合わない、というケースもあるでしょう。


最近少なくなってしまいまいたが、

手書きの楽譜を用意していて、そのコード進行が、何らかのアルバムの特殊なものを参考にしている、

というケースもあります。



個々人の力量が飛躍的に向上する、ということは難しいですが、

アンサンブルのクオリティを向上させることは比較的容易です

楽譜の擦り合わせも、その方法の内のひとつです。



では具体的に…



<バンドの場合>

同じメンバーで練習しているので、対策は容易です。
今すぐ実践を↓

○同じ出版物の楽譜をメンバーに配る

○同じ出版物の楽譜を持つ

○作成した楽譜をメンバーに配る
  (PDFにしてメールに添付する、ということも出来ます。)


<ジャムセッションの場合>

その場で初めて演奏することもあるので、やや難しいですが、出来ることもあります↓

○自分の演奏したい曲の楽譜を数枚用意して配る。

○口頭で打ち合わせる

○同じ出版物を持っていたらラッキー (←これは対策ではないか)


今は、「黒本」こと「ジャズ・スタンダード・バイブル」 が浸透してきたので、

それを見ることで、コードの不一致を防ぐことは出来ます。


アマチュアジャムセッションであれば、それでも良いとは思いますが、

プロを目指そうとしているような人が「黒本の○○ページ」と言っている状況は、

芳しくありません。


各曲毎に、ポイントを絞ってコードの擦り合わせを出来るようになること、

(プロを目指すのであれば、音を聴いて判断出来ることも必要)

これをぜひ目指して頂きたいと思います。


ただ、これは個別のケースをひとつひとつ当たる必要があり、一朝一夕には出来ません。

このブログでも少しずつ取り上げて参ります!!


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