钢琴来了! / 徳永晴美先生によるロシア語通訳特別講座 | アイケーブリッジ外語学院 幡野泉のブログ

アイケーブリッジ外語学院 幡野泉のブログ

虎ノ門のアイケーブリッジ外語学院、幡野です。韓国留学後、韓国語学校を設立。中国語やロシア語講座も開始。海外の文化、言語が好きで、橋渡し業に使命感を抱いています。仕事のこと、プライベートのこと自由に書いています。

钢琴来了!(ピアノが来ました!)

{1F09A707-0D2D-4221-9E7D-6470FAA1E28C}

実家にあったピアノを引き取りました。

昨年末、子供のピアノ教室のクリスマス会で親子連弾をし、グランドピアノを久しぶりに弾いて、(玉砕したのはさておいて)あまりの我が家の電子ピアノとの違いに愕然叫び

平気でこれを弾かせてたのか、と。

いくらあと数年の習い事になるとしても、本物に触れさせたいと思い、思い切って引き取ることにしました。

見ての通り、かなり存在感ありますが、本物のピアノがある室内は楽器が好きな私になんともいえない心の作用をもたらします。

私たち姉妹の使った思い出のピアノ、次世代に引き継ぎたいですね。


さて、昨年は会社としていくつか新しい試みを行いましたが、語学の委託研修をいくつか受注していました。この分野のホームページはいま制作中です。

当校の場合、韓国語、中国語を中心に受注するわけですが、縁あってロシア語の授業も行うことになりました。

ロシア語に関しては、ちょうど行なっていた観光業(インバウンドガイド)関連業務や、私の大学時代の専攻がロシア文学だったこともあり、割とスムーズに開始することができました。

ロシア語に接していると、「ああ、この響きとアクセント、そして巻き舌、大好きだ!」という熱い思いが湧き上がるときが多々あり、少し欲が出てきたんですね。

そこで、当校のロシア語の先生の紹介で、ロシア語通訳界のみならず、通訳業界で有名な徳永晴美(とくながはるみ)先生をご紹介いただきました。徳永先生は私の大学当時、NHKのロシア語講座などをされていた憧れの先生。

昨年の年の瀬、徳永先生にお目にかかり、私がソ連崩壊後の混乱期にモスクワに短期留学し、その壮絶な治安の悪さに心を痛め、大学時代でロシアとの付き合いが終わってしまったこと、しかし、こうして他の言語で仕事をすることになった今、大学時代お世話になった大好きな先生方に、恩返しはできないけれど、「ああ、あの幡野さん。頑張ってるな」と思ってもらいたい、という欲が出てきたことなどをお話ししました。まさしく韓国語でいうところの「한(ハン/[恨])。

徳永先生はちょうど私がモスクワに行った頃に新聞社の特派員をされていたらしく、あの治安の悪さは非常に理解してくれ、「それは同情します」と。そして、「青春時代の四年間を費やしたロシア語をものにしないなんてもったいないよ」とも。

これからロシア語をものにすることは難しいとしても、これまでの経験でロシア語関連の何かを、といろいろご相談し、まずは徳永先生が当校で特別講座をご担当くださることになりました。講座は以下。

宝石ブルー宝石ブルー宝石ブルー宝石ブルー宝石ブルー
ロシア語通訳者・徳永晴美先生による特別講座
「通訳(露↔日バージョン)の基本原理とテクニックについて」
4月14日(土)13時~15時45分
宝石ブルー宝石ブルー宝石ブルー宝石ブルー宝石ブルー


大学時代の専修仲間にも報告。私にとって良き理解者であるメンバーが当校を訪れてくれました。可愛いお花もいただいて、その後は近況報告会。

{430F6EE4-B422-441F-BB5C-F2438A1823B1}

{1756B1AF-A870-43AA-918F-6CDA5DDFCCF3}


韓国関連、韓国語で始まった当社は、その後中国語を開始し、今回ロシア語の講座を単発ではありますが、開講することになりました。

韓国語のことわざに、「우물을 파도 한 우물을 파라」というものがあります。直訳すると、「井戸を掘るにも一つの井戸を掘れ」。日本語では「石の上にも三年」に例えられますが、少しそれとは違うかな…とも思っていて、何をするにも一つのものに集中せよ、というニュアンスがあります。

中国語講座をはじめるとき、このことわざに反することになるのでは、ブレているように見られないか、と懸念しましたが、私の起業、事業のポリシー、もっと簡単に言うと得意とするところ、業(ごう)だと思っているのは、「橋渡しをすること」なんですよね。

なので、中身が何であれ、「アイケーブリッシのお陰であんなことができた、知れた」というような方や、大なり小なりの世界をたくさんつくりたい、という思いでいます。

なのでこれからも、いろんな事業を行うこともあろうかと思いますが、根底に流れる我が社のこのポリシーは変わらないと思います。(というか、それしかできない)

さて、熱く語ってしまいましたが、明日からいよいよ三月。韓国は新学期がスタート。日本も年度末で慌ただしくなってきますね。頑張りましょう。