湯殿山のパワー | 光の世界からのギフト

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(日本海)

先日台風10号が伊豆諸島あたりにやって来た日が、私の旅の予定日になってしまいました。

最初に佐渡に行く予定でホテルやフェリーを予約したのに、台風でフェリーが欠航とのことで、ホテル側からキャンセルしてほしいと連絡がありました。

そこで、急遽予定を変更して、台風が来る前に山形と秋田へ向かうことにしたのです。

いつものように、ドライブ旅行で気ままな旅ですが、今回は台風の予報とにらめっこの旅となりました。太平洋側は危ないので、すぐに日本海へと車を走らせました。

新潟・山形の米どころは収穫まじかの黄金の波が続き、台風が直撃したら、被害が大きくなりそうなので、心配しながら、日本海へと出ました。

まだ海は青くて、穏やかですが、新潟行きのフェリーは欠航でした。

そこで、以前から再度訪れたいと思っていた、湯殿山神社へと向かいました。

10年ぐらい前に普通の観光のつもりで初めて湯殿山神社を訪れた時に強烈な印象があったからです。

湯殿山のご神体は、その姿を人に言ってはいけない、また聞いてもいけないと言われているので、ここで説明は出来ませんが、とにかくすごいパワーがあります。

(湯殿山の入口の鳥居)

(ネジバナ)

 

アイイスで学んでから宗教についても興味を持って、調べ始めました。キリスト教も仏教も指導霊として、霊格の高い聖人が多く存在しています。

これらの方達は全て光の世界の住人で、同じところにいるのです。宗教の違いで争ったりしていません。

そのことを調べていくうちに、お寺や神社や教会に興味がわいてきて、訪ねる時の気持ちが変わりました。

出羽三山の羽黒山神社は夏でも冬でも訪れることが出来ますが、湯殿山は冬は雪の為に道が通行止めになって行くことが出来ません。羽黒山神社には冬に何度か訪れていますが、湯殿山は1回だけでした。

出羽三山を開いたお坊さんについて、看板の説明を読み、興味がわき調べることにしました。

名前は蜂子皇子で、父親の天皇が暗殺された時に、聖徳太子に助けられて、出家して広海となり、追ってを逃れ、船で山形の由良の港にたどり着いたそうです。そこで、ヤタガラスに導かれて羽黒山に上り、崖下の洞窟で、3年修行したら、羽黒権現が現れて羽黒神社を開山し、その後、月山、湯殿山と開山していきます。

1400年前のこの辺りは海から直接山々へと向かう道なき場所です。道なき山奥の湯殿山にたどり着いたのは、やはり指導霊の導きだと思いました。

蜂子皇子は苦難をのりこえて、厳しい修行をしたので、霊格の高い権現様からのメッセージを受け取ることができたのだと思います。

村人に優しくて、尊敬を集めるお坊さんだったようです。本物のスピリチュアリストだったと思います。

この辺りには修験者が滝行をした沢山の滝が存在しています。

近くの霊山鳥海山の周りにも素晴らしい滝があり、私は山形や秋田を旅する時は、いつもそれらの滝を訪れて浄化され、癒されています。

神社や滝がパワースポットと呼ばれるのは、昔からその地で多くの修験者が瞑想をして祈りを捧げているからでしょう。静けさと澄んだ空気のそのような場所では魂の浄化と安らぎがもたらされます。

願い事をするよりも、静かに自らを省みて、反省することがあれば、日々の生活の中で、実践していくことが大事だと思います。

私は今回神社や教会を訪れましたが、祈ることは同じです。世界の平和とヒーラーとして波動を高めるために、もっと深い瞑想が出来ますように・・・アイイスの輪が広がりますように・・・・この3つです。

         鳥海山のふもとの(元滝)夕霧の中で幻想的でした。

             山形県(米の粉の滝)