あるサロンが月商80万円を達成するまでの道のり 第一話 | サロン売上アップ大学【学長】ダントツNO.1コンサルタント~宮野秀夫

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この話は、あるエステサロンが月商12万円から月商80万円になった道のりをストーリーを追って書いていったものです。

登場人物は、集客コンサルタントのわたくし、宮野秀夫とサロンオーナーのAさんです。

※実はこの話は、Aさんから「私のことは書かないで下さい」という申し出をずっと受けていたので、FBにもブログにも書かなかったけど、やっと名前を伏せるということで、了解を得て公開させてもらうことにしました。



出会いは1通のメール

Aさんとわたしが出逢ったのは、約一年くらい前。朝パソコンを起きて、メールを開くと1通のメールが来ていた。

「宮野様 ●●(エリア)で自宅サロンをやっているAと申します。ブログやFBを拝見させていただき、ご相談のメールをさせて頂きました」

そんなメールだった。

メールには、
①自宅サロンをやっているが集客がいまいち上手くいっていない②子供が小学校に行くようになったので少し時間ができた③言われたことはなんでもやるから助けてくださいといった内容が書かれていた。

「とりあえず、お会いしていろいろ話を聞かせてください」。Aさんにはそう言って、メールの1週間後に会うことになった。



課題は山積

Aさんにお会いしてみると、こりゃ厳しいよなって思うことがたくさんあった。

★Aさんのサロンの課題
①ブログはカスタマイズしておらず、更新は月に3~4回
②ホームページは無い
③自宅サロンの場所は、駅から徒歩10分
④施術単価が安い
⑤リピーター獲得に向けての戦略は無し
⑥店販商品は無し
⑦サロンのウリがハッキリしない
⑧フリーペーパーには開業後半年は掲載したが、効果があまりなかったので今は掲載していない
⑨お客さんは一日に1,2人程度
➉将来的な目標は不明確
⑪パソコンが苦手




正直、これは厳しいと感じた。半年頑張って私のコンサルを受けても成果でるかどうか、怪しい。あんまりそう思うことはないけど、Aさんの場合はそう感じた。それほど複合的に集客を難しくしている要素がたくさんあったからだ。


何でもやりますから!!

「Aさん、ぶっちゃけ、これはなかなか手ごわい。逆に言えば、今、よく毎月12万円も売り上げが上がっていると思います。ブログやりましょう、FBやりましょうって言って、ちゃんとやってくれますか?」

Aさんの答えは即決だった。

「やります!!なんでもします!!!」

分かりました・・・、なら一緒に頑張りましょう。
そう答えるしかなかった。Aさんの熱意に負けたといった方がいいかもしれない。

とにかく、Aさんのサロンのコンサルがスタートした。


コンサルを受ける3つの条件


ここで注記しておく。
私はコンサルを受けるかどうかを決める場合、3つの点にまず注意している。

一つ目は、「こちらの指示をちゃんとやってくれる人なのかどうか?」。これはこれまでわたしのブログを見てきた方は、分かっていると思うので省略する。

二つ目は、「成功できる素質があるかどうか?」。これって結構重要。成功しそうにない人というのは、前職時代にいろんな経営者や経営幹部に会ってきて、自分なりのポイントがある。そこをクリアしていない人は、いくらやっても無理だろうなということで、コンサルは受けない。逆に言えば、わたしがコンサルを受けた方は、成功する要素があると私なりに判断させてもらったことになる(上から目線ですいません)。

そして三つ目。これは当たり前のことなのだが、「ちゃんとコンサル費用を払ってくれるかどうか?」。これまでコンサル費用を払わなかった方も数人いたりして、こっちとしても一生懸命にやったのになんでなんだということも、少なからずあったりした。だから、ちゃんとお金を払ってくれる人(お店)なのかどうかもポイントなのだ。

ぶっちゃけ言うと、Aさんの場合は3番目の「コンサル費用を払ってくれるかどうか」が心配だった(笑)。結果的には、ちゃんと毎月お支払してくださったが、後からAさんに「実は、お金の件、心配してました」って話すと、「ええええ???そんな目で???」みたいな感じで今でこそ笑い話だが、そんなこともあったりした。

明日の第二話に続く