岡村オファーシリーズ 岡村の汗と涙の30日!
伝統400年の歌舞伎に初出演のオファーで
市川海老蔵と猛特訓&愛之助に怒りの倍返し

めちゃイケ 岡村オファー 歌舞伎 130921 投稿者 plutoatom1

何気にテレビを付けていると、
面白そうな企画があり、見てみることに。

ー 最初は歌舞伎の雰囲気から真似ようとするものの、
ー 微妙なバランスを逐一 mm単位で直されて苦戦中…

最初の上達具合のチェックの際に、指導されたお言葉。
「普通にまとまっているだけ。」
「きちんと出来ない若手でも、役者の色や香が出てくるものだけれど…」
と、ダメ出しは続きます。

素人が歌舞伎の形を習得する難しさを見ながら、
ふと(書道素人の私が)書道を習い始めた時のことを思い出しました。

あの頃は、まずお手本に忠実に…と強く思いながら、
息を殺して書いていました。
けど、添削に持っていけば、微妙に角度を直されて…終わり。

かたや、似てないけれど、のびのび書いて褒められる。
そうやって、楽しく書道をさせてもらっている方がいました。

私には…苦行でした。

書歴2ヶ月で苦しむ私に、
「自分の字は捨てるつもりで…」というアドバイスをされた先輩がいました。

果たして、私は自分の字を捨ててまで、先生の美しい字に挿げ替えたいのだろうか?と、
書道を学ぶことに疑問を持って、ますます悩むことに。

今思えば、自分の字は捨てることはできないし、
捨ててしまえば、
先生の模造品は書けても、
自分の作品というのは書けないな…と思ってます。

ここ最近、初めて公募展に出品をしようか?という後輩の方に、
アドバイスをすることもあり、当時のことを思い出すこともあります。
「書道を学ぶ姿勢としくみ」が分からないのに、
(時間がない中で)効率良く学びたいと
がむしゃらだったな…と。

この12月で、書歴4年になります。

やっと最近、
書道を楽しむために必要なレベルまで筆が動き始めてきた気がします。

私にとって、書道を楽しむということは、
そういうことだと最近やっと思い至りました。

今後は、書きたい時に書く。

やっと楽しい書道ができそうな気がします。