先日、書道作品を送り出しました。

最後に大先生に出品作品を選んで頂くのですが、
その作業の際に、久しぶりに他の会派の方とお話を…。

以前水墨画をされていて、今は辞め、現在は書道だけをされている方。

ふと投げかけられた言葉は…
(書道・水墨画両方できて) 時間があるんですね。
と。

女性は羨ましい…という言葉が続きそうな、
そんな印象を受けました。

書道だけでも、お金も時間も必要で、
余裕のある人、もしくはプロ・先生を目指す人だからこそ続けられることで、
水墨画両方できるってことは、
私のやっていることは、よほど余裕のある人のように映ったのだろうな…と。

…ショックでした。

会場を見渡すと、
先生として書道に向き合っている人、もしくは先生を目指す人がちらほらと…

私は…

趣味で始めた書道が、
いつの間にかプロの世界に足を踏み込んでいたようでした。

大人になってヴァイオリンを習っていた時…
他の人よりも修得のスピードが速かったですけど、
先生も私もプロのヴァイオリニストにしよう。なろう。なんて思わなかった。

そんなノリで書道も習ってました。
ふと、今の習ってる状況を考えると、もう書道もここまでかな?と。

もし プロを目指すとしたら…

水墨画家になりたい。
小さい時から憧れてた絵を描くこと。

無理かもしれないけれど…

今日は描く余裕がなくて、月1回の水墨画教室をお休みしつつ、
ふとそんなことを思うのでした。

そんな情けない日の 今日の一曲です。
クライスラー : プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ

演奏はパールマンです。