白いクスリ♪
初音ミクが歌う酒井容疑者の替え歌『白いクスリ』が大人気
ボーカロイド『初音ミク』をご存知だろうか? カンタンに言えば、まるで人間が歌っているかのように曲に合わせて歌ってくれる音楽アプリケーションソフトである。
曲も歌詞も自由自在に設定できるため、プロ顔負けの楽曲を作成することができ、動画共有サイト『ニコニコ動画』に楽曲がアップロードされるなどして人気を博している。
また、ボーカロイド『初音ミク』の歌声をイメージして作られたヴァーチャルキャラクター・初音ミクも人気で、数々のゲームやパソコンソフト、作品などに登場するまでになっている。
そんなボーカロイド『初音ミク』が、覚せい剤取締法違反で逮捕された酒井法子容疑者の曲『碧いうさぎ』の替え歌を歌って大きな話題になっているのをご存知だろうか?
『碧いうさぎ』の替え歌の名は、『白いクスリ』だ。曲はほぼ同じものの、歌詞が替え歌となっており、覚せい剤を使用していた酒井法子容疑者に対する皮肉的内容となっている。
この『白いクスリ』の動画は8月9日に『ニコニコ動画』にアップロードされ、たった1日しか経っていないのに10万回再生に手が届きそうなほど、多くの人たちに観られている。
『碧いうさぎ』は酒井法子容疑者の代表するヒット曲で、何度聴いても心の琴線に触れる内容となっている。
しかし、替え歌の楽曲『白いクスリ』は、酒井法子容疑者にとってただ単に耳が痛いだけの内容といえよう。
(ネットのニュース)
コメント
上記の「替え歌」ですが・・・タイトルだけで、皆さん、ツボにはまるようだね。
ただし・・・
替え歌の「白いクスリ ずっとやってる 切れちゃうと震え来るから」の箇所については、
元の「碧いうさぎ」の歌詞である「碧いうさぎ ずっと待ってる 独りきりで震えながら」を、私は、勝手に以下のように変えて、ノリピーが「さん」から「容疑者」になる直前に飲み屋で歌っていましたよ。周りには、かなり、ウケましたけれど・・・。
・・・「白いクスリ ずっと待ってる 独りきりで震えながら」・・・
まあ、くだらない話はこれくらいにして・・・医学者らしく「クスリ」をやってる「人」の見分け方のポイントを、いくつか列挙しておきましょう。
1.ほんの数ヶ月の間に、頬がこけ、痩せたように見える。
2.唇を舐める姿が、よくみられる。
3.季節を問わず、汗かきである(鼻のあたりに、ご注目)。
4.放置していれば、ず~っと、しゃべっている。
まあ、こういう人は、要注意ですな。
でもね・・・上記のような「芸能人」なら、山のようにいるよな・・・。
今回、k察が、どこまでで「捜査を打ち切るか」には、ちょっと興味ありますね。
J事務所が、どこまで・・・。まあ、遠巻きに見てようっと。
まっ、月末の選挙前に、世間の話題をそらすために懸命ですね・・・いろいろと。
おっと、また「余計な話」でしたね≧(´▽`)≦
新型インフルで国内初の死者
県によると、男性は心筋梗塞の治療歴があり、慢性腎不全で人工透析を受けていた。新型インフルエンザに感染したことで肺炎を併発、その後、敗血症を起こしたことが死因とみられる。県は「心疾患や慢性腎不全が合併した上に、新型インフルエンザに罹患したため免疫力が落ちた」と説明している。
舛添要一厚労相は同日、那覇空港で記者会見し、死亡した男性の検体を国立感染症研究所に持ち込み、ウイルスの変異の有無を確認する考えを示した。
男性は9日午後から、のどの痛みなどの体調不良を訴えていた。10日に病院で透析を受けた際、37度台の発熱があったため簡易検査を受けたが、結果は陰性だった。
しかし12日、透析中に39度まで体温が上昇したことから、再度検査を受けたところインフルエンザA型陽性と判明。タミフルを投薬され中部徳洲会病院(同県沖縄市)に入院したが、14日未明から容体が悪化し、15日午前6時54分に死亡した。
県が緊急に感染確認のための詳細(PCR)検査を行った結果、15日午後4時ごろ、新型インフルエンザに感染していたことが分かった。
新型インフルエンザは数日間の潜伏期間があり、感染時期は今月5~6日ごろとみられるが、感染源は不明。家族などに症状はなく、院内感染を示す情報もないという。男性に海外渡航歴はない。(共同)
コメント:
死亡者の国内第1例が、沖縄か・・・。
ハイリスク集団で十分起こりうると思われていたが、各専門家の「想定外」(たいていは、大阪)の地域。私は、基本的に、どこででもと言っていましたが、まあ確率的には大都会からかと思ってました。
タミフル耐性のインフルの様相だし、感染源が特定できていないことが気になる。
こうした犠牲者の方々、1例、1例の症例を、医学的に、大切に、きちんと検証していくことが、予防策・治療策を立てる上で、重要である。
地震の予測
お盆に、どこにも行かず(行けず)、大学で新しい論文を書いている先生です(*゚ー゚)ゞ
さて、最近、地震が頻発していますね。
先日も、疲れを癒しに深夜にバーに行ってたとき、明け方に地震があって結構、揺れたのですが、バーテンダー諸君は、私に接客しながら、棚にズラッと並んでいる「高級な酒の入ったボトル」を身体を挺して守っていました。
見上げた、プロ根性だ≧(´▽`)≦
あっぱれ!
・・・で、地震の予測ですが・・・
最近は、大気中のイオン濃度の変化が、結構、当てになるらしいですね。
少なくとも、あの「ナマズ」よりは。(ちなみに、地震予測「兵器」(?)としての「ナマズの研究」には、「イグ・ノーベル賞」が授与されています。素晴らしい(*^▽^*))
大気イオン濃度を測定しているNPO法人によれば・・・「5月末以降の南房総、厚木、沼津の各測定点での大気イオン濃度異常をもとに、8月末~9月末の間に、首都圏南部(房総半島~丹沢山地・相模湾)でM7~8程度の地震が発生する」と予測されています。これは、かなり、でかい規模ですね・・・。これでは東京都心でも、被害は甚大なものになるじゃないですか・・・。
他の様々な信頼性の高い「情報」と併せて考えると、どうも、上記の予測的中率は、40~50%くらいでしょう。マグニチュードが低くなればなるほど、この確率は上昇すると思います。
注意しておいたほうがいいでしょうね。
一方で、この予測が当たらないように願いながら。
長寿の島・奄美で死亡割合に変化 食生活変化か、原因分析へ
県などによると、2008年10月時点の10万人当たりの100歳以上の人口は、全国平均の32・1人に対し、奄美は約3・4倍の108・9人。
しかし、今年3月に県が初めてまとめた死亡者の年齢別分析(06年)によると、奄美では65歳未満が男性で24・0%と全国より2・0ポイント高いことが判明した。女性は全国平均を下回っていた。
実は奄美の男性の平均寿命は05年段階で75・4歳と全国平均より3・2歳短くなっており、県などは65歳未満で亡くなる男性の増加が背景にあると推測している。
コメント:
食生活の変化か・・・。その影響は、それほど高くないと思うが・・・。
結局、「生活環境」の変化という答えが出てきそうな・・・気がする。
雑感
「人生、一寸先は闇かもしれない…
でも、一寸先は光」かもしれないと、前の記事に書いた。
悪い今の時期だけをとらえて、冷静さを失って、更に悪い選択をする・・・
これは、最悪のパターン。
まあ大体において、良い時期に、人は悪い種を撒いていることが多い。
いろいろなことが上手く行って、高飛車になっていたり、油断していたり。
努力を怠っていたり…。
逆に・・・
悪い時期に、良い種を撒いて、それが、後で大きく成長することも少なくない。
また、それが、結果として、成功のもとになったり(*^▽^*)・・・
ということで、悪い時期は、今までの自分を反省する絶好のチャンスかも☆
そう思いつつ、慌てず、騒がず、今できることを、頑張ろう(^^)って、自分自身に言い聞かせてます。
ワクチン輸入は国際視点で 新型インフルで東大提言
論文は、新型用ワクチンをめぐって国家間で調達競争が起こっていることを指摘。政府に「自国民を保護する使命があるが、一方で日本は世界の中でも高度の医療態勢を備える国でもある。どのような必要性に基づいてどれほど確保するのか、妥当性を広く国際的視点から考えるべきだ」と注文を付けた。
また、どんな人に優先的に接種するかについては「流行の状況は先進国間でも大きく異なり、日本の実態に即して順番を考える必要がある」とした上で「方針決定には社会的な懸念が大きく、流行前からの情報提供や社会的関心を高めるためのインフラを整備する必要がある」と指摘した。
さらに「ワクチンを輸入する場合は、入手時期のみでなく、臨床試験の質を踏まえた判断が求められる」としている。
コメント:
こういう「提言」をする前に・・・。
4月30日付けで東大病院は、HPで、しかも、病院長名で堂々の新型インフル患者に対する「診療拒否」を宣言していたわけだが、これについての医療倫理学的考察をしてくださいな。
しかも、そのページは、5月16日あたりで、HPの該当部分は削除されているわけだが・・・。あれは、一般の人々に、かなりの「誤解」を与える文だったよ。
新型インフル:第一三共のインフル薬治験結果、「タミフル」より子供には効果
新薬は吸入器を使って口から吸い込む。小児を対象にした治験では、新薬を1回吸入する場合と、タミフルの小児用ドライシロップを5日間(1日2回)投与する場合を比べた。回復するまでにかかる時間は、新薬1回の吸入の方が短かったという。
成人を対象とする治験では、新薬を1回吸入する場合と、タミフルのカプセルタイプを5日間(1日2回)投与する場合を比べたが、回復にかかる時間はほぼ同じだった。治験は昨冬、日本と台湾、韓国、香港で実施した。
(日経ネット)コメント:
政府(厚生労働省)は、今、ICUにいる4歳の重症例の患児には、「緊急措置」として、治験中のCS-8958を使用してもいいという判断を早急に検討すべき。
実際の使用では、当然、ご両親へのインフォームド・コンセントを十分にとった上でということにはなるが・・・。
上記の重症例は、リレンザ(あるいはタミフル)が処方されていただろうが、それらの効果が無いようならば。
それでもだめなら、ここで「第2波」用に準備してある奴を試さざるをえんが・・・。
日本:4歳男児が(新型由来の)インフル脳症 呼吸不安定でICUに
県によると、男児は9日朝からせきの症状があり、10日朝に38・5度の発熱があった。同日午後、救急車で病院に運ばれ受診。けいれん発作や意識障害があり、呼吸が不安定で人工呼吸器を装着した。
11日に詳細(PCR)検査で新型インフルエンザの陽性が確定し、集中治療室(ICU)で治療中という。
コメント:
公表ベースでは、国内初の重症例。
早期の回復を望む。
iPS細胞・・・効率性と安全性の狭間
新型万能細胞「iPS細胞」の作製効率を、従来の1%以下から最大で約20%に高めることに成功したと、京都大の山中伸弥教授らが10日付の英科学誌ネイチャー(電子版)に発表した。作製効率は、実用化に向けた課題となっていた。
山中教授は「大幅な改善で意義は大きい。ただがんになりやすく、今後は安全性を高める必要がある」と話している。
山中教授らはがん増殖を抑えるp53という遺伝子に着目。この遺伝子を人工的になくしたマウスの皮膚細胞に、iPS作製に必要な4遺伝子を“運び屋”となるウイルスを使って入れると、iPS細胞になる効率が約20%に向上した。p53は、4遺伝子を入れる工程を不自然な刺激ととらえ、細胞を自殺や増殖停止に導くため、これまでは作製効率が悪かったと考えられるという。
安全性向上を狙ってウイルスを使わなかったり、導入する遺伝子を三つに減らしたりする方法でも効率は向上。ヒトの皮膚細胞でもp53を人工的に働かなくすると、同様の結果が出た。
iPS細胞とがん細胞は無限に増殖できるなど共通点が多く、関連が指摘されていた。今回はがんの増殖抑制という重要な機能を止めており、このままでは患者の治療や新薬研究には使えない。山中教授は「一時的にp53を働かなくするなど工夫が必要だ」と述べた。
また、これまで完全に分化を終えたリンパ球などからiPS細胞を作るのは難しかったが、山中教授らは今回の手法でマウスのTリンパ球からの作製に成功。将来、採血するだけでiPS細胞を作製できる可能性を示すものだとしている。(共同)
コメント:
ほかにも、いろいろ報道されている。
まっ、予告したように出たでしょ・・・論文が。
まあ、報道解禁まで時間あったから、内容は書かずにいたけれど・・・。
まあ、今回のは簡単に言うと「今までだったら作製効率は悪かったけど、(特に3因子での場合ですけど)90点くらいの質の高いiPS細胞はつくれた。でも、効率のみを重視すれば、50点未満のiPS細胞ができちゃう。
・・・そこで、「一時的にp53を働かなくするなどの工夫」を行えば、効率と安全性が、以前よりは両立するだろうなということ。要は、とりあえず、50点のiPS細胞クンを、夏合宿でしごきあげて、90点クンに成長させれば、いいわけ・・・。
進歩は進歩だけど、でも、それだけで本当にいいの?って、心配性の私は思うだけのことですが。
いろいろな評価が、書かれてるけれど、私は「がん細胞」を、更に深く理解するための「iPS細胞」に関する知見が出たねという感じです。