お詫びです。(前の記事の修正):ついでに「情報」
前の記事、読みにくかったでしょう?すみません。
えっ、いつものことだからって(笑)。
重ねがさね、すみません。
若干、記事も修正しておきました。大事なNewsだし。
早朝のカンファレンス準備前に「サクっと」書いて投稿したんだけど、たまに、文章の順番が違ってたりするのね・・・。
ああ、それから前に書いた、フランスでのH5N1(鳥インフル)の「ジビエ」の件、1部の地域で、危なかったけど、
あちらの政治的かつ経済的判断やらなにやらによる「総合的判断」で、解禁みたいだね。なお、日本の「Media」は、なんの経過公表もせずに、日本でも解禁「続行」。
別に、ちゃんと調理されていれば問題ないんだけどね。
ともあれ、フランス料理・ビストロ店、及び輸入業者はホッとしてるでしょう。
ただ、気に食わないのは、上記のことを消費者にオープンにされないままということ。
今回、結果的にたいしたことなかったが、何も知らずに、安全性?かつ高いものを、口に入れるはめになる消費者。。。
2月14日以降(数ヶ月)なんて、明らかに「輸入OKの缶詰フォアグラ」使用のものを、値下げもせずに出していた、どこかのレストラン。。。
何が美味しいものを、安くだ(笑)。
人心荒廃も、きわまれりだな。
<新型インフル脳症>;若年インフル患者の異常行動急増 厚労省、注意呼び掛け
新型ワクチンの副作用などについて検討する厚労省の専門家会合で報告された。
異常行動の内容は、飛び降り、突然走りだす、うわ言など、
例年の季節性インフルと同様だが、わずか2カ月弱で昨冬の179人に迫る勢い。
厚労省は「新型の流行拡大に伴い急増している」として、薬の服用にかかわらず、
発熱から少なくとも2日間は患者から目を離さないよう注意を呼び掛けている。
151人のうち26人(17%)がタミフルを、36人(24%)がリレンザを服用、
どちらも服用していない人も16人(10%)いた。
残りは不明。11~13歳がそれぞれ20~21人と、他の年齢に比べ多かった。(共同)
コメント:
季節インフルでならば、こういう現象は、タミフル>リレンザだが・・・。
新型インフルは、有意差なし。どちらかといえば、むしろリレンザに多い傾向だが・・・。抗ウイルス剤のせいでもない・・・。変わらないのは、高校生以下が圧倒的ということか・・・。
医学界は、「新型インフル脳症」という疾患概念をもう、新しく出したほうがいい。季節の場合とは、違う。
発熱(高熱)が主な原因だろうが、かといって、解熱剤の安易な使用も、また問題を余計に複雑化する可能性もあるしな・・・困ったな・・・。
今の時点では、「2日間、少なくとも、お子さんの熱が引くまでは厳重監視」と親御さん達には、言うしか無いな・・・。
私は、こういうことを含めてずっと言ってるのですが、「新薬の限定的投入」は、もう必然だな。。。(なお、私・・・近く、ハーバードに、いっちゃダメですか? ヒトiPS細胞がらみで大事な仕事なんですけど・・・)
新型インフルで3歳女児死亡 大阪
大阪市によると、27日に発熱や腹痛で近くの診療所を受診し、簡易検査で陽性だったためタミフルを服用。症状が悪化して大阪市内など2カ所の病院に搬送されたが、28日朝に死亡し、詳細(PCR)検査で新型感染が確定した。(共同)
コメント:
新型インフルを前にして、このごろ、小児のタミフル脳症の線を、Mediaが忘れたかのようになってるな。
昨年あたり、あれだけ騒ぎになったし、その後も、タミフルの副作用の件で、嫌なデータが出て来たりして、
本来ならば、あんまり推奨できないが、いつの間にやら、タミフル・タミフルと・・・。
リレンザのほうが安全だけど、使い勝手が悪いのは変わらない。
そういうことを含めて、今、新薬の早期の「限定承認」をと言っているが、まあ、この国は、米国に比べても悠長なもんだ。
、
<外遊>厚労省のワクチン調査団カナダへ GSKや保健当局訪問
厚労省は調査結果を踏まえ、輸入に向けた「特例承認」の可否を判断する。12月中に承認し7400万回分を輸入、年明けから高齢者らに接種する計画だが、調査の進ちょく状況によっては作業が遅れる可能性もある。(共同)
コメント:
こういうのを無駄な「外遊」といいます。
自らの国で、もう24人死亡者を出しているのに、対策は遅れに遅れ。
1人死亡者が出た国になぜ、国税でいくのか?理解できません。
私費でいってください!
小児タミフル不足であの手この手 成人向けをアイスに混ぜて
タミフルは成人にはカプセル剤が、子どもには甘みを加えた顆粒状のドライシロップが主に処方される。抗インフルエンザ薬にはリレンザもあるが、吸入式のため子どもには向かないという。
国内で唯一タミフルを製造販売する中外製薬(東京)は、今年は昨シーズンの約3倍に当たる約1200万人分の生産を計画。うち約360万人分がドライシロップで、9月に生産を開始した。
厚生労働省によると、国内患者の約8割が小中学生を中心とする未成年。特に6歳以下の乳幼児が増える傾向にあり、ドライシロップの需要が予想を大幅に上回った。(共同)
コメント:
安全性(特に、小児)は、リレンザのほうが上。
抗ウイルス効果は、変わらない。
リレンザの方が「吸入式のため子どもには向かない」というのは、非常に手間がかかるという意味。タミフルのほうが、「手間」の点では、圧倒的に有利。
だから、ついつい、タミフルに頼るのが、現場・・・。
現場の小児科医不足が、ここでも影を落としている。
新潟の病院2児にタミフル耐性 同じ病室、新型インフル
厚生労働省によると、タミフル耐性ウイルスの確認は国内17、18例目。
県によると、ウイルスが入った後にそれぞれの体内で変異したか、耐性を持ったウイルスが人から人へ感染した可能性が考えられる。
基礎疾患(持病)のため入院していた未就学の女児が10月9日に発熱。翌10日、同室で持病のため入院中の小学生の男児とともに、タミフルの処方を受けたが、男児も13日に高熱を発症した。
15日の遺伝子検査で新型インフルエンザ感染を確認。2人は既に回復しており、この耐性ウイルスは家族など周囲に感染はしていないという。(共同)
コメント:
このケースに関して、厚生労働省は、「過度に心配する必要は無い」とコメントしている。一般の方は、それでいいけど、俺らは、心配しているよ・・・準備の観点から。
だから、薬の承認の「順番」と方法、そして、リスク評価の方法と迅速なリスク回避。
・・・これらを国は、間違わないでね(ハート)
・・・
【スポーツニッポンフォーラム】懇親会には民主党の蓮舫参院議員が出席し、
乾杯の音頭を取った。政府の行政刷新会議による「事業仕分け」の仕分け人として
連日作業している市谷の国立印刷局体育館から駆けつけ、「今、日本で最も気の強い女
として報道されていますが、こんな晴れやかな場所に呼んでいただきスポニチさんの
懐の深さを感じます」とあいさつ。
「きょうは“思いやり予算”(防衛省の在日米軍駐留経費負担)を仕分けしてきましたが、
スポニチさんだけは仕分けたくない」と話し、笑いを誘った。また、小学6年の長男(12)が
巨人ファンといい「原さんにこんなに近くでお会いできてうれしい。巨人も仕分けたくない」
と笑顔で語った。
コメント:
さきほど、ご飯を食べにいったところに置いてあった新聞で、これを読んで、
「酒(日本酒)」のピッチが、通常の倍になった。
もう、コメントは不要だろう。財務省原案を元に、私情のみで、物事を判断するやつ・・・。いくらなんでも時期を考えてモノを言え、洒落にならん。
彼女からすれば、芸能界=政界だけどな。
こんな、××に直接的あるいは間接的に頭から舐められてるんですな・・・日本を代表するノーベル賞授賞者及びその候補者、また主要大学の総長・学長の諸先生方・・・。先生らからすれば、人生、初めての屈辱かもしれないが。
ただ、まあ、こんなもんですって・・・。
私としては、首相じゃなくて、小沢氏に直接、「科学技術立国」のプランを携えて、直言してもらいたかったな(こいつらの進退も俎上にあげて)。マスコミを大挙連れて!それこそ最後の仕事のつもりで・・・。ただし、どんなに腹が立っても、生活者たる視点は忘れずに。
私が言ったとおり、今の民主党なら、ろくなことにならないだろう?
少なくとも現時点で、景気は、日本だけ後退するわ、人心荒廃するわ・・・。
簡単には、財務省の思うままにならない分、自民のほうが、まだマシか。。。
あっ、直接関係ないけど、国内の米軍基地は、ほとんど、関西国際空港に移転するといいよ!(これについては、また後ほど・・・)。
なお、Media各社は、この時点で、全国の大学関係者での民主党支持率を出してくれませんかね?
最悪の日本語としての「仕分け」、「赤ちゃんポスト」
最近、特に、思っている。
近来、稀に見るほど汚い言葉が定着していると・・・。
代表格は、「仕分け」と「赤ちゃんポスト」の2つである。
「仕分け」=ゴミの分別のように聞こえてしまう。
仕分けされたものは「ゴミ」同然のような印象を受ける。
ノーベル化学賞学者の野依先生が、仕分け人に「歴史という法廷に立つ覚悟があるのか?」という言葉を投げつけたらしい。
一見、すばらしい、美しい表現のように見える。喝采を叫ぶ科学者もいる。
しかし、この文学的表現は、必ずしも「教養人」ではない、現世利益主義の彼らに「格好の突っ込みどころ」を与える。
「50年先、100年先の評価なんて、私達には?だ。先生もでしょう。
人は、皆、死ぬ。今、この時が重要。今の景気情況をこそ考慮し、なにとぞ、ご理解を」と。
あるいは・・・
「科学って、偉大な発明・発見でも、塗り替えられていくわけで、ある種、壮大な無駄(と少々の成功)の積み重ね。50年後、100年後に、今回の政治判断が正しかったか、なんて、結局、時の歴史家でもわからない・・・。今回、科学技術予算を全部廃止することは無いし、できる限りの考慮はしますが、こういう世情ですし、ご配慮とご理解を」と。
さて、たぶん、表現は違えども、こんなふうに、言われますから(思われてますから)、それに応じたプレゼン、さすがは偉い先生という格調と愛のあるプレゼンをお願いしたかったものだ。
「俺達は、エリートだから、海外との競争に勝って、この国を支えてやるんだから、金よこせ」というような気持ちで望むからダメなんですよ。一般からも反感買うよ・・・。
一言でもいいから、代表的な科学者の方も、世情を考慮したうえでの発言を入れて論を組み立てたら?・・・と思いましたが・・・。結局、今回、一般からも、結局は、あんまり「科学技術の価値」を理解されず、あげくに、「反感」買われて、お金も少々減らされると・・・。
また、「赤ちゃんポスト」・・・。
こんな言葉を平然と大新聞が使うのはどうか?
人の命をどう、思っているのかが、よくわかる。
どいつも、こいつも・・・。
インフル季節性と異なり予測困難 患者1千万人超で厚労省
厚労省によると、1075万人の年代別内訳は0~4歳が95万人、5~9歳が285万人、10~14歳が309万人、15~19歳が168万人と多い一方、60代と70代以上はそれぞれ5万人にとどまり、若年層に偏った流行となっているのが特徴。
ただ、厚労省は「今後、流行状況が変化して高齢者に広がれば、死者が増えることも考えられる」と注意を呼び掛けている。(共同)
コメント:
流行のピーク期間は、前の私の予想より、若干、後にずれそうですね。
困ったことに。余計に、年末の地獄絵図の予想が現実になるリスクが高まるではないか・・・。
なお、季節インフルですら、よく、ここでも述べたし、そして欧米の一流専門家がScience誌で指摘したように「(季節であれ、新型であれ)インフルエンザは、いままで、人類の予想を悉く裏切ってきた」。
首相、科学技術の判定見直し示唆 ノーベル賞受賞者に
鳩山由紀夫首相は26日、江崎玲於奈氏ら歴代のノーベル賞受賞者6人を首相官邸に招き、科学技術政策について意見交換した。行政刷新会議の「事業仕分け」で、科学技術予算の廃止・削減の判定が相次いだため、受賞者は科学技術への「格別の配慮」を要望。首相は「科学技術を抑制しているような印象を持たれるのは本意ではない」と応じ、判定見直しの可能性を示唆した。
訪問したのは江崎氏のほか、利根川進、白川英樹、野依良治、小柴昌俊、小林誠の各氏。(共同)
コメント:
仕分けを「茶番」と事実上の「首相」たる民主党・小沢氏が、先日言い切っているわけで、予定調和のうちに幕引きされるよ。
科学者たちは、自らも「生活者」なんだから、首相に次のように言ってやればいいのに。
ここまで、科学技術を無駄だとし、その価値をないがしろにした。
この国の科学の仕事に携わる人の「価値」を否定した。(実際、そのような、言動も仕分け人からあった。)
予算を削るということは、そういうこと。
そこまでやるのは、何のため?そのお金を、どこにつぎ込むの?
確かに、科学技術関連でも、異様な重複予算があって、それを精査されるのは仕方ない面もある。
われわれも、現状の経済状況をみたとき、この時期に大幅増額なんて、期待はしていない。我慢するところは、我慢する。
・・・でも、そこで抑制された分は、どこへいくの?普通の生活者の懐に平等かつ公正に入るのか?いつ景気回復するの?、それとも、しないのか?
われわれに、10年先どころか、25年先の未来に、どんな技術になってるかを説明しろとまで言っている(5年で30億から50億円を供与される例の「最先端研究費」の計画書・・・受かったチームのみが書く書類には、そんな項目がある)のだから、以上を「われわれに、わかるように説明してほしい」。
仕分け人は、わかりやすく「技術論」に入らず、聞かれたことにだけ答えて欲しいというが、以上の事柄を、そのように答えて欲しい。
えっ、できない?。(そりゃ、できないでしょうね・・・「未来」の話は(笑)。)
だったら、それこそ、こんな議論に時間を費やすのは、まさに無駄でしょ(笑)。
少なくとも、ほぼ現状を維持でOK?
そして、このような絵図を描いた、財務省キャリアに対しては、科学者は次のように、どうぞ。
「(事実上)財務省キャリア養成機関の東京大学の教育は、どうなっているのか?」
「一体、どんな教育をすれば、科学技術予算の大幅カットという絵を書くようになるのか?」
東大総長殿・・・「教育責任者」としてのご説明を!
一回、上記のように、Mediaも、聞いてみたら?国民の皆さんも興味があると思うよ(笑)。
別件(研究の話)で、昨日、今日、私のところに、取材に来た国内大新聞の記者さんらには、上記のようにいっておきました。
あと、チャレンジの「機会」を与える社会にするためのいくつかの案も・・・このことは、また、機会があれば触れることにしましょう。
なお、iPS細胞の特許の話を、書こうかと思ったけど、私が、ここで書くと、どうも、「日本の戦略暴露」になってしまうので、やめておきます。