「・・・があ」(笑)
政治自体でも、民主党は「自民党時代の負の遺産があ・・・」などといい、国際経済でも「ギリシャがあ・・・」などと、
昨今は、巷でも、何らかの問題が生じたら、まずは他人に責任転嫁するのが「トレンド」なようだ(笑)。
「・・・があ」に、今年の流行語大賞でもやればいい。
まもなくはじまるサッカーW杯でも、「・・・監督があ」と、日本のマスコミ、サポーターがいうのだろうな。
ちょっと、休憩中に、そんなことをふと、思った。
サッカーW杯<<<鳩山総理辞任・小沢幹事長辞任
6月14日には、それなりの視聴率をとるだろうが。
まあ、生活に密着する政治の話題で盛り上がるのはいいけれど。
芸能人批判なみの人物批判ばっかりで盛り上がるのもねえ・・・。
皆さん、この国の政治体制が、どうなればいいのよ?
思うに、たぶん「今のままで」、まったりとやっててくれればいいと思ってるんだろうね。
別に大きな変化なんか、本当は求めちゃいないよね(笑)。
悪いほうの変化は困るけど、それでも、徐々に悪い方に向かってたって、まあ、それなりに帳尻あわせてくれるし、
なるようにしかならないし・・・というところが、まあ、大抵の人々の落としどころかな・・・。
ということで、来月の選挙=国会議員の就活も、それを反映した結果にしかならないでしょうね。
まっ、私は、政治体制云々より、この国が、どんな国になればいいか?って聞かれたら次のように答える。
「女性と子供が笑ってられる国」
なお、いっぺん、芸能人・スポーツ選手経験者候補は、一切、排除で、やってみたら?
それから、ちゃんと、1人1人の候補が党を超えて、内政・外政にわたり、重点的に取り組みたい政策を、
説得力豊かに、TVカメラ(全国放送)で20分プレゼンテーションする機会をもうけてあげたら?
(パワーポイントを駆使してね!)
You Tubeなんかで、選挙期間中何回もみれるようにもして。
この間、クダラン、バラエテイなどは削って。1日30人くらいのペースで毎日。
出たくないヒトは、政治家失格だからな(笑)。
街頭演説は、単にうるさいだけだしな。
最後に、衆参同日選挙が好ましいが、どうしても無理なら、9月に衆議院選挙やらなきゃね。
では、また。
意思決定と鳩山首相
こんにちは。
大変ご無沙汰しております。
読者の皆様。
お約束の欧州学会出張の「絵日記」は、論文を仕上げたら書きます。
さて、表題の件について。
現首相の鳩山氏が、スタンフォード大学院にて「意思決定理論」を専門に研究されていたことは、まあ、知っている人は知ってるでしょう。
・・・で、その学問が「彼の仕事」に役に立ってるか否かと言われれば、どうなんでしょうね?(笑)。
「学問」は、必ずしも役に立たねばならないものではないですが、それにしても意思決定の専門家の意思決定は、かなり???だということは言えますな。
今日で総理を辞めるのが本筋ですがね。。。
一方、現在の内閣は、理系内閣と言われましたが、「理系っぽい」思考は皆無ですね。後先考えずに、何の戦略もなく「機械的に無駄を切る」のは「理系思考」ではなく、単なるアホですから、誤解のないように。
さて、来月の選挙・・・参議院のみのようですが、衆議院も解散してくれませんかね?もう政党なんて、どうでもいいから、各政治家は全力で政策をアピールして、総得票数の多いやつを総理大臣にして、そいつが好きにやればいいのにな、なんて思う今日このごろ。
まあ、いずれにせよ、日本の初期化は予想通り、失敗しました。
やっぱり、ウイルス(某 政治家)入りで初期化しようとしたばっかりに、iPS細胞みたいに癌化したようです。また、中途半端に初期化された細胞(某 政党や、某 政治家)がたくさん混じっていたことも、癌化した原因でしょう。
日本政府が全力でサポートするiPS細胞と日本の政治状況は共通点が多いですね・・・。
まあ、iPS細胞については、打開策はいろいろ、あるけどね。
ご無沙汰です
長いこと、更新してませんでしたね。
すっかり忘れてましたヾ(@^(∞)^@)ノ
医学ネタはあるけど、息つく暇なしの忙しさです。
明日から、欧州での招待発表にいきますから、
帰国後にでも、絵日記を載せようかと。
まあ、火山活動が心配ですが・・・。
では、またね。
医師への謝礼
東京医科大学八王子医療センターが生体肝移植手術の際、
患者から多額の寄付金を受け取っていた問題で、東京医科大学は、
「寄付自体は問題ない」との認識を示しました。
この問題は、東京医科大学八王子医療センターの担当教授らが
生体肝移植を受ける患者に対し、手術前に寄付金の提供を依頼し、
2005年から2年余りの間に、11人からあわせておよそ1200万円を受け取っていたものです。
東京医科大学によりますと、受け取った寄付金は、他の病院から手術の
応援に招いた医師への謝礼や保険適用外の薬の購入などに使っていたということです。
今回の問題で東京医科大学の臼井正彦学長は、「手術前に提供を依頼したことは、
配慮に欠けた行為で大変遺憾だが、寄付は移植医療の振興を目的としたもので問題はない」との認識を示しました。
また、東京医科大学は、生体腎移植についても2005年以降、7人の患者から
あわせておよそ200万円の寄付金を受け取っていたことを明らかにしたうえで、
「今後、寄付金の返還要求があれば、検討したい」としています。
東京医科大学をめぐっては、2000年から2007年に実施した
生体肝移植手術の患者20人が死亡し、「医師の技術力に問題があった」として、
現在は生体肝移植手術を中止しています。 (CBCニュース)
コメント;
これ、首相の鳩と小沢氏にコメント求めたら?
厚生労働省も「謝礼基準ガイドライン」作成に本気で着手せざるを得なくなるから。
今回の件、奇麗事は、いいたくないが、患者によって額も「まちまち」なのが、気になる・・・。
まっ、医療経済学的には、日本の場合、「医師への謝礼」って「国民医療費」に正式にカウントされてなかったの。で、「低医療費」で世界最高の長寿を達成・・・といってられたわけ。
でも、現実は、そうでもないのは、患者・国民が良く知っている。。。
かといって、米国みたいに、患者から、病院のほかに、ドクターフィー(医師の技術料)も払わないといけない状況もなるべく避けたい。
ちゃんと、医師の技術料(の差)を診療報酬上で評価することができればいいんだけどねえ。。。技術の難易度、医師の経験、治療アウトカム等の総合評価で。
5月か・・・
4月は、あんまりいいことなかったな。
まあ、毎年のことだ。
いつも春先は、年中で最も調子悪い。
(最高は秋から冬・・・)
まあ、月も変わって、ツキも変わるだろう。
無論、よい方向へと。
そして、夏を経て、実りの秋へというのが例年のパターン。
ところで、今年は、この5月・・・大きな出来事が2つある。
当然のごとく、全力を尽くす所存である。(10年に1回くらいだな、決戦の5月なんて)。
なお、今朝の某 全国紙報道にあるように、1部の読者との約束の1つが果たせた。
画期的な新薬を世に送り出すという意味で。普通に臨床試験やれば、超ハイスピードで承認とれる。医薬品メーカーが下手をしなければな。
あと、2つある。。。それまでは、いくら憎まれっ子の私でも死なないよ(笑)。
iPS細胞:臨床研究で使用可能に 厚労省専門委が指針案
厚生労働省の専門委員会は28日、体のさまざまな細胞に分化する能力を持つ「ヒト幹細胞」を使った臨床研究指針を改正し、人工多能性幹細胞(iPS細胞)やiPS細胞から分化させた細胞も使用可能とする指針案をまとめた。30日に公開し、国民の意見を募る「パブリックコメント」を経て決定する。
現行指針の対象は、特定の細胞に分化する体性幹細胞などに限られている。今回追加されるiPS細胞を使った臨床研究は当面、iPS細胞を作るために体細胞を提供した本人への移植・投与に限り、第1例は(1)生命を脅かしたり身体機能を損なう病気(2)他の治療法より優れている--などの要件を満たす研究に限るとした。
iPS細胞と同様に多能性を持つヒト胚(はい)性幹細胞(ES細胞)についても指針の対象に加えたが、材料となるヒト胚の臨床利用に関する基準がないため、基準ができるまで臨床研究は禁止するとした。(毎日新聞)
コメント:
これは、一見、進んでいるように見えるのだろう。
一般の普通の方には。。。
ヒト胚の臨床利用に関する基準を早急に固め、ヒトES細胞の臨床研究も同時並行で進めるようにしないと、全体的に「ヒト幹細胞」利用の臨床研究は「1歩進んで、2歩後退」の情況がでてくる。
ヒトiPS細胞に比べてヒトES細胞で進めるほうが好ましい対象疾患と、その逆が存在するというのが、理由の1つ。
しっかし、なんで、日本だけが、いつまでたっても、こうなのだ?
患者さんにとって、ベストな再生医療を構築するという「ゆずれない」観点から指針案をつくることが必要だが。
それと、この「各論」だけではなく、より上位概念として、先進国中で日本だけがいまだに無い「被験者保護法」を制定しなければならない。
すべての臨床研究は、ガイドラインではなく、法に基づいて行う・・・これが原則だ。
iPS細胞の山中教授、欧州で一時足止め・・・どこで?・・・スウェーデンで。
iPS細胞(新型万能細胞)を世界に先駆けて開発した山中伸弥・京大教授が、
アイスランドの火山噴火で欧州の航空機運航が制限されたため、
出張先のスウェーデンに足止めされていたことがわかった。
当初は18日に帰国し、22日午後から神戸市で開催中の日本リウマチ学会で特別講演する予定だった。
山中さんは22日にようやく帰国の途に就くことができたが、神戸での講演は土壇場でキャンセル。
講演は山中さんと一緒にiPS細胞を研究している沖田圭介・京大講師が急きょ代役を務めてしのいだ。
移植受精卵1個の方法が浸透 多胎減少、08年全国データ
妊娠率は、体外受精後いったん凍結した受精卵の場合、移植個数が1個の方が複数個よりも少し高いなど、移植個数による差はほとんどないと判明。多胎妊娠は、08年は6~7%と、07年より大幅に減少していた。
斉藤医長は「技術が進歩しており、1個の移植でも十分妊娠が可能だ」と話している。
多胎妊娠は妊婦にも胎児にも危険が大きいとして、日本産科婦人科学会は08年4月、移植する受精卵は原則1個と決めた。
斉藤医長は、学会に登録された全国約600の不妊治療施設の治療動向を調査した。体外受精した受精卵を凍結せずすぐに移植する方法は07年は約6万例、凍結受精卵の移植は約4万例。凍結しない方法では移植する受精卵が1個の割合は07年は47%だったが08年は60%に、凍結受精卵では55%から68%に上昇した。
コメント:
今、年間で2万人の不妊治療が行われているという統計がある。
2万人か・・・ちょうど、増加傾向にある、すい臓がんの年間死亡者(日本)と同じくらいだなと、癌研究の専門家は、すぐに思ってしまう。。。
(13年前くらいに私が大学院時代に書いた論文は、一流医学専門誌に掲載され、超一流のLancet誌で長々とコメントされた。それ以来、欧米の教科書や診療ガイドラインで活用され、いまだに内外の医師・研究者が参照・引用するんだな。。。ここが自分の原点なんだけど、今の日本人は、みんな「iPS細胞の先生」と思ってるようだ(笑)
まあ、後者のような「癌」治療は、主に患者さんの命を救う治療だが、不妊治療は子供を望む方の「魂」を救う治療といえるのかな。。。
アイスランドの火山噴火 欧州便の欠航、欧州肝臓学会・・・
アイスランドの火山噴火に伴う欧州便の欠航と欧州肝臓学会の日程(今年はウイーン)がモロにぶつかった。この学会は、米国肝臓学会に次いで、日本からの肝臓医学研究者の参加者が多い。
ホテルを延泊しなきゃならんわ、非常に金がかかるわ、疲れるわで、イライラしっぱなしの先生方が多いようだ。
このままじゃ「患者の容態が心配だ。」、「手術日の変更をしなきゃ・・・。」、「病院がつぶれちまう。」などなど、看過できないクレームが日本の旅行代理店に数多く寄せられていると聞いた。
来月、招待で欧州での研究発表があるので、旅行代理店に予約したら、「せんせい、今、上記のような情況でして・・・」と説明された。
まあ、ようやく日本への帰国便が正常に動きだしたようだが、GWまでに元に戻るのかね?
いずれにせよ、皆さん「お疲れ様」でした。