エステサロン経営(山形の「ブラッサム」)の社長,医師法違反と薬事法違反で起訴 | 林田学監修:薬事法違反事例集

林田学監修:薬事法違反事例集

今までにあった薬事法違反の行政指導事例などを集め検証していきます。

【2012.7.19】
山形のエステサロン「メディカル&エステティックメソッドブラッサム」(山形市緑町)

においてレーザー脱毛などの医療行為が無免許で行われていたとされる事件で、

同エステサロンを経営する「株式会社ブラッサム」の社長荒井昭好容疑者(48)=

山形市旅篭町=が、18日、医師法違反(無資格医業)と薬事法違反(無許可販売)

で山形地検により山形地裁に起訴されました。起訴状などによると、昨年12月13日

から今年5月18日に、元従業員女性2人と共に医師免許を持たないまま同市の20代

の女性客2人に対してレーザー脱毛機を使って顔や腕などの脱毛を行い、また今年

4月には、別の客に対して医薬品販売業の許可を受けずに医薬品である軟膏を販

売したとされているようです。尚、荒井容疑者と共に医師法違反容疑で逮捕された

従業員の女性2人は、「従属的な立場だった」として不起訴処分(起訴猶予)となった

ということです。


※2012年6月30日のニュースも参照して下さい。