健康補助食品等を販売する「株式会社エナジック」に特定商取引法違反で9ヶ月の業務停止命令 | 林田学監修:薬事法違反事例集

林田学監修:薬事法違反事例集

今までにあった薬事法違反の行政指導事例などを集め検証していきます。

東京都の健康補助食品等販売会社「株式会社エナジック」に対し消費者庁は27日、特定商取引法違反で9ヶ月の業務停止命令を出しました。

同社は、同社の販売店になって商品を購入し、その後新たに販売店になる者に商品を斡旋すれば収入が得られるとして販売店を勧誘していたということです。
勧誘者は販売店に対し、「下にどんどん人を付けるから、そうすれば何もしなくても高額な収入が得られる」「月収500万円くらいにはすぐなる」などと、誰でも確実に収入が得られるように言っていたということですが、ほとんどの人が収入を得られていなかったということです。

同社の扱う商品は約25万円のウコンのセットや、約73万円の還元水・強酸性水連続生成器などで、販売店(会員)約22万人、最近3年間で100億円以上の売上げを上げていたということです。

これまで全国の消費者相談窓口には、約1200件の相談が寄せられているということです。



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