春分 初候 / 雀始巣 (すずめはじめてすくう) 参月弐拾日-参月弐拾四日
七十二候の一つ 二十四節気/春分の初候にあたり 3月20日~3月24日頃に相当します 季節は仲春 「雀が巣を構え始める」という意味 元となった中国/宣明暦では“玄鳥至”と呼ばれ 「燕が南からやって来る」という意味
“のれそれ” 名前の由来
春の風物詩“のれそれ”と聞くと ｢穴子の稚魚でしょ｣と認識している方が多いと思われます
近年までそう思われていた“のれそれ”ですが 実際のところ解明されていない謎が多く…(後日詳細
一昔前 四国/高知では有名だった “シラス漁やドロメ(ハゼの一種)漁”の邪魔者として捨てられていた“のれそれ” その透明な出で立ちから“タチクラゲ”とも揶揄されていたのですが 今では立場が逆転し厳寒の高級食材としてすっかり定着しました
このシラスやドロメに纏わりついたり 滑り落ちて網の底に沈んでいく様を 当時の漁師達は ｢のれたり それたり｣と略して呼称したのが始りなんだとか 決して｢ナニそれ?｣が由来ではありません