週末は田舎の農山漁村で過ごしたい | 田舎で暮らす公認会計士のBlog(田舎暮らし編)

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結婚を機に27歳で丹波篠山での田舎暮らしに踏み切りました。
とはいっても大阪に勤務しながら、都会と田舎のいいとこ取りしてます。
田舎生活8年目。田舎生活や篠山の魅力を皆様に広めたいと思います。

内閣府が18日発表した「都市と農山漁村の共生・対流に関する世論調査」によると、都市部の住民で「週末は田舎の農山漁村で過ごしたい」と答えた人は、団塊の世代の50歳代が最も多く、45・5%に上った。

また50歳代のうちの28・5%が田舎での定住を望んでいた。

内閣府は「2007年から定年を迎える団塊世代は、田舎への関心が高い。こうした人々のための施策を検討する必要がある」と分析している。

都市住民で週末の田舎暮らしをのぞむ人は37・6%で、年齢別でみると50歳代に続いて、60歳代が41・4%、40歳代が36・2%と、多かった。

田舎での定住を希望する人は20・6%で、年齢別では20歳代が30・3%と、最多だった。定住希望者に定住のために何が必要か、複数回答で聞いたところ、「医療機関の整備」が43・8%、「安価な家屋、土地」が43・3%だった。

受け入れる側の農山漁村では、都市住民の定住について、65・7%が「良い」と回答し、歓迎している。ただ、定住する際の問題点(複数回答)として「仕事がない」(54%)、「受け入れ支援体制の未整備」(30・9%)などを指摘している。

調査は昨年11月24日から12月4日まで全国の20歳以上の男女3000人を対象に実施した。回収率は58・2%。

(読売新聞ニュースより)
週末田舎暮らしとなると、ある程度近場の田舎が対象となるのでしょう。
近畿で言えば和歌山、三重、奈良、滋賀、丹波(京都・兵庫)、能勢、岡山あたりでしょうか?
50歳代のうちの28・5%が田舎での定住を望んでいるとな。
びっくりするのは定住希望者がもっとも多いのが20代で、30.3%もある!
都会に疲れたということなのか?それとも20代の給料では都会では満足に住めない現状の現れなのか?
それとも単なる人類田舎回帰現象?
このあたりの分析資料がほしい所ですね。
もしこれが実現、達成されるならものすごい数の流入がありそうです。
まあ、いつかは・・・・ではなくて今すぐにでも移住したほうがいいと思いますよ。
私が住む17軒ほどの集落でもここ3年間で3世帯が大阪から移住されてきました。
世代は退職後または退職間近の人たち、私と同じ小さな子供がいる世代の人もいます。
田舎暮らしの壁といえば、やっぱり
『嫁承認』
これがこれがいちばん大きいような気がします。
いなか暮らしは一見いいように見えますが、生活する上で必要な作業がいっぱいあります。
これが難なくこなせるかどうか。
家のことは何でも嫁まかせ。
なんていう人はやめといたほうがいいでしょうね。
嫁のほうがだんなには無理だと決め付けて、だんなが先に単身赴任で田舎暮らししている例もあるらしいです。
行政側の対応策に関しては、田舎が都会化するのはNGだけど、田舎のいいところを残して、生活感や暮らしやすい、より豊かな街にすることは大歓迎です。
個人的に言えば、ほんとの「ど田舎」よりも、プチ田舎くらいがいいとおもいます。
田舎の新興住宅地はNG。ニュータウンはまだ言いとしても、狭い敷地に何軒もというのは引いてしまいます。