心理カウンセラー・公認心理師の

栗林あや(いがぐりこ)です。

 

 

人間関係のストレスって、誰もが一度は感じたことがありますよね。

 

仕事、家庭、友達との関係など、多くの場面で、人は人間関係のストレスに直面します。

 


一般的な自己啓発のアドバイスとしてよく聞くのは、

「コミュニケーション力を高めるといい」とか「相手の気持ちを理解しよう」といったものです。

 

でも、それだけでは解決しきれない問題も多いですよね。



わたしが楽になった方法の一つは、「文化の違う外国人と接するように考える」方法です。

 

あ。「外国人」というのは「比喩」ですよ。

 

相手が日本人でも、文化の違う外国人と接するように考えるってことです。

 

 

外国の方とコミュニケーションを取るとき、

言語はもちろん、文化や習慣、価値観が違うために、最初は戸惑うことが多いですよね。

 

でも、その違いを理解し、受け入れることで、新しい視点や価値観を学ぶことができます。


この考え方を日常の人間関係に適用すると、

相手がどういう「文化」を持っているのかを、否定せずになるべく理解するようにつとめる、ってことです。

 

 

 

例えば、同僚はいつも自分の意見を強引に押し付ける人だとしたら、

その人は「自己主張が強い文化の国」から来ている外国人だと思ってみます。

 

一方で、いつも人の話を聞いてくれる友達は、「共感する文化の国」から来た人なのかもしれません。


この方法の良いところは、相手を非難するのではなく、

その人がどういう背景を持っているのか、どんな環境で育ってきたのかを理解することです。

 

それによって、無駄な期待や誤解を減らし、ストレスを感じにくくなります。

 



さらに、相手の「文化」を理解することで、どう接すればいいのかが明確になります。

 

たとえば、自己主張が強い文化の人とは、

その人の意見を尊重しつつ、私も自分の意見もしっかりと伝えるバランスが必要です。

 

 

一方で、共感する文化の人とは、その人が話を聞いてくれるからといって、自分の話ばかりをするのではなく、

私も相手の話もしっかりと聞くことが大切です。



最後に、この方法が一番効果を発揮するのは、自分自身の「文化」も理解できることです。

 

自分がどういう価値観や習慣を持っているのかを把握することで、他の「文化」を持つ人とどうやって共存したらいいのかが、見えてくることがあります。

 

 

 

わたしは「罪人の国」の出身だったので、いつも自分のことを責めていたし、

誰かから何か指摘されたら、それはすべて罪を非難されているように聞こえていました。

 

 

小さかった子供をお風呂に入れるのも、なんだか必死だったのよ。

 

チンタラしてたら誰かに何か責められそうで、必死だった。

 

10年前の記事↓

 

 

まずは、自分がそんな「罪人の国」の住人であることを認識したら、少しずつ和らいでいきました。

 

 

 

それぞれが、それぞれの国の文化を持っています。

 

「郷に入っては郷に従え」って言葉もあるけど、頭で理解していても、そうできないこともある。

 

だから、まあ、しゃーないよね。

 

あの人が強引なのは、「自己主張の強い文化の国」出身だからだし、

わたしがつい責められたように感じてしまうのは、「罪人の国」の出身だからかもしれない。

 

 

それがわかならいままだと、何も話が進まないけど、

それを受け入れると「まあ、仕方ないよね」って思えるし、

 

できる範囲で価値観のすり合わせを行っていこうって思えます。

 

 


 

 

人間関係のストレスは避けられないかもしれませんが、その対処法は一つではありません。いくつもあります。

 

今回書いた「文化の違う外国人と接するように考える」方法が、人間関係を少しでも楽にする、ひとつの手助けになったら幸いです。

 

 

栗林あや(いがぐりこ)でした!

 

 

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