「お金が余っている」「余るのは無駄」だと信じ込んでいた話。

栗林あや（いがぐりこ）です。

以前、ネット上（誰かのブログかTwitterか何か）で「お金が余っている」というアファメーションに出会いました。

アファメーションとは引き寄せ界隈における「宣言文」のことです。

「お金がどんどん入ってきています」なんて表現はよく見かけるのですが、「お金が余っている」という表現は初めて見ました。

「余っている」というのは、お金が入ってきて楽しく使った上で、さらになお「余る」ということ。

これ、思いついた人すごいなぁ〜と思いました。(笑)

さてさて。

その上で、気づいたことがあったのです。

それは、わたしは「余っている」という言葉に対して、ネガティブなイメージを持っているなぁって気づいたのです。

と、いうのも、我が家には畑があって、姑が家庭菜園をしているのですが、収穫した野菜がいつも余ってしまいます。

今日も大量の夏野菜が穫れた。

今の時期、暑さですぐ痛んでしまいます。

私は野菜を無駄にしないように、料理を作ることに精一杯です。

なぜなら、私は何かが「余る」のが嫌なのです。

余ってしまう野菜は「もったいない」から、「余らせるのは嫌だ」と思います。

同じく時間も「余らせるのは嫌だ」と思います。

「ヒマだ」と感じると、何だかつまらない人生を送っているように思えてしまうからです。

無駄な時間を過ごしているような気がするから、時間も「余らせるのは嫌」です。

体力が余っていることも嫌です。

それは「悶々としている人」のようなネガティブなイメージがあるから。

体力があり余っているって、なんだか恥ずかしい人みたい。

それから、物が余っていることも、断捨離ブームの影響から、「片付けられない人」のような嫌なイメージがあります。

物が余っていることもダメなことのような気がします。

そう。何かが「余っている」ことに対して、私は嫌悪感を持っていました。

「余るのはいやだ」

「もったいないから使い切らなくちゃ」と思っていました。

余らなくてピッタリ消費することが「良い」ことだと信じていました。

例えば、食材は無駄なく使い切るのが良いと思っていたし、時間も効率よく使うのが良いと思っていました。

体力も、１日無駄なく使い切って、夜はぐっすり寝るのが良いことだと思っていました。

で！私は思ったのです。

「もしかしたら私、【お金も、使い切るのが良いこと】って思ってるかもしれない。」と。

自分が、「お金を余すのはもったいない」と信じ込んでいる可能性に気づきました。

おそらく私は「お金を貯めたい」と思いつつも、「余るのは嫌だ」と思っていたのです。

これ、相反する考え方ですよね。

私たちは、信じていることが現実化しますから、「お金を貯めたい」と思いつつも、「余るのは嫌だ」と思っていたら、それは強く信じている方が現実化します。

そして私の場合、「余るのは嫌だ」という考えが強かったため、どういうわけか浪費してしまっていたのです。

そこで私は「本当にお金が余るのはもったいないことなのか？」って考えてみました。

もちろん、お金は余って欲しいし、貯めたいですよね。(笑)

「お金が余っても良い。」

この考えを受け入れることで、少し気持ちが楽になりました。

「お金が余っても良い。」を受け入れる。

ってことは、同時に

「食材も余って良い＝腐らせても良い」

「時間も余って良い＝暇でも良い」

「体力も余って良い＝悶々としても良い」

ってことも、受け入れる必要があるわけです。

私はこれまで、何も余りがないピッタリと消費した状態を「めいっぱい楽しんでいる、いい感じで使い切っている」と思っていました。

余りがない状態がカッコイイし「効率よく使える私、イケてる！」と。

それに気づいてからは、食材が余ることも、体力が余ることも良いことだと思うようにしました。

「余っている」と感じた瞬間も、「これでいいのかもな」と、大切にしていくことにしました。

「余っている」状態って、他人に対する余裕を持つことに繋がるかもしれません。

「余っている」ことが豊かさの象徴なのかもしれません。

もっとも、それは少し「もったいない」感もありますが。

そしたら、ほんとにお金が余り出してくるのかもしれません。(笑)

ちょっと実験です。

＝＝＝＝おまけ＝＝＝＝＝

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