栗林あや(いがぐりこ)です。

 

将来のことで心配になることってありますよね。

 

例えば、

親の介護についてや、

自分が年老いた時のこと、

自分が死んだ後に残された家族のこと・・・

 

まだ起きていない未来に対して

不安を抱えることがあるかもしれません。

 

私もその一人でした。

 

 

私は一人っ子だったので、子供の頃から

 

「ばあば(祖母)が寝たきりになったらどうしよう。

お父さんとお母さんが歳を取って病気になったらどうしよう・・・。

私一人でどうしよう・・・。」

 

そんなふうに不安でたまりませんでした。

 

 

 

さて、大人になった今。

 

私が恐れていたことは、現実にはなりませんでした。

 

 

不安だった親の介護も、

親が悪さをするんじゃないかとか、

親が生活できなくなるんじゃないかとか、

社会の闇に堕ちてしまうんじゃないかとか。

 

今回の、母の介護施設入居で

そういった子供の頃からの不安が現実にはならなかったことが

実感としてわかったのです。

 

 

今回の実家じまいで

子供の頃からの、親の将来に関する不安が全て片付きました。

 

・・・と、いうよりも

 

子供の頃からの身辺の不安を

自分自身で対処できるくらい、

それだけ私は大人になったのかもしれません。

 

 

あの時は怖かったけど、

大人になったら、ちゃんと解決できる力も、お金も、社会制度もあったのです。

 

 

子供の頃に心配していた状態にはならなかった。

全て時の流れが解決してくれた。

 

私たちは、恵まれた時代に生きているのです。

 

 

 

 

素人の子供の頃の私が

自分が想定していた「心配な状況」って、

 

同じように心配している方や

実際にそうなっている方がこの世にはけっこう居て、

 

日本の社会はそのような心配事に対して

対策を講じる仕組みを整えているのです。

 

 


私自身も、一人ではどうにもならない

心配な状況を経験しました。

 

今回の母の介護施設入居です。

 

 

もともと母親が精神障害を抱えて一人暮らしをしていて、

ある日、訪問看護師さんから訪問日に母の応答がないと聞かされた。

 

警察と鍵の業者を呼んでドアを開けてもらったら、

母は骨折と低ナトリウム血症で動けなくなっている状態で倒れていました。

 

 

私はどうしたらいいかわからなくて。

 

混乱で右往左往したけれど、

幸いなことに、このような状況に備えて救急病院やリハビリ病院、介護施設などの対策フローが確立されていたのです。

 



何も知識のない一人娘の私が、手続きに奔走して。

 

もちろんそれぞれはとても大変だったけど、

それぞれには必ず、豊富な知識と経験を持った担当の相談員さんがいました。

 

担当の方々は、何もわからない私に親切丁寧に対応してくれました。

 

手続きもサポートしてくれました。

 

大変だったけど、何も困ることはなかったのです。

 

 

 

私はこの経験から、社会が私をサポートしてくれるということを強く感じました。


日本は、社会制度がしっかりとしている国です。

 

ニュースなどでさまざまな問題点が指摘されることもありますが、

私たちが困難に直面したとき、誰かに助けてほしいと言えば、必ず誰かが何かしらの手を差し伸べてくれる仕組みが整っています。

 

これは本当に素晴らしいことだと思います。

 

日本の国民性として、助け合いの精神を大切にする文化があるし、

実際に困ったときに頼ることができる社会の仕組みが、多くのケースにおいて整っています。

 

制度上不可能なことももちろんあるけれど、親身に考えてくれる人はいるのです。


 

そのおかげで、私は必要な手続きを進めることができました。


 

なので、もし困ったときには、

心配事や困難な状況に直面しても、必ず「言う」と「聞く」ことから始めるといいです。

 

助けが必要なら「助けてください」と言い、わからないことがあれば「教えてください」とお願いする。

 

よくわかならい人に相談するのではなく、ちゃんと然るべき機関の人に相談する。(←大事)

 

怖いけど、その一歩が必要です。

 

 

自分が困っていることや不安なことは、同じように悩んでいる人が必ずいて、多くの場合、何かしらのサポートするための仕組みを整えています。

 

 

私は一人ではなく、必要なときには信頼できる人々に相談し、助けを借りることができる。

 

 

一人っ子でずっと不安だった「孤独で誰も助けてくれない」という思い。

 

その前提がひっくり返りました。

 

 

だから、自分ひとりで抱え込む必要はない。


そんなことを、今回の実家じまいで学んだのでした。

 

 

 

 

何度も繰り返して抜け出せない悩みに

「言ってみる」ことでブレーキをはずす

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