栗林あや（いがぐりこ）です。
今日は、ちょっとした驚きの出来事がありました。
それは、母の介護施設入居に伴う、
実家の団地（2LDK）の
家財処分代についての話。
あらためて「相見積もりを取ることって大事だなぁ」って思ったのです。
今回、
母が40年以上住んでいた団地を退居して
不要な家具や荷物を
処分しなくちゃいけないのですが、
娘の私一人では
とても運んだり処分することができないので、
業者さんにお願いすることにしました。
でも、一体どんな業者さんにお願いしたらいいのか
全くわからなくて、
団地の管理会社に退居の手続きに行った時に、
家財処分や不用品回収の業者リストをいただきました。
母の部屋は2LDK。
40年前の壊れたテレビや
エレクトーンや
嫁入り箪笥に、
風呂釜も浴槽も処分しなければならず、
一体どのくらいの費用がかかるのか
見当もつきません。
私は会社員だった頃の癖？常識？で、
何か大きな買い物やサービスを利用するときは、
なるべく3社から見積もりを取るようにしています。
これは価格の比較だけでなく、
サービスの質や
スタッフさんのお人柄や
その会社の社風が
私の希望に合っているかを比較するためです。
さて、今回も母の団地の家財処分代について
3社から見積もりを取ってみました。
その結果に、めちゃくちゃ驚きました。
なんと、
3社の見積もり金額には大きな差があって、
13万円以上の差があったのです。
A社は181,500円。
B社は214,170円。
C社は315,920円。
同じ部屋の「家財全てを処分する」という条件で、
これほどの金額の違いが出るなんて、
思ってもみませんでした。
これ。
決してC社がぼったくってるわけじゃないと思うのです。
一番安かったA社は、
家財処分でわりと大手の企業です。
従業員もたくさんいるし、
風呂釜やエアコンなどの危険物は
専門の下請け業者に依頼しているそうです。
ホームページも今時っぽくて
オンライン見積もりなども充実していて、
電話対応も女性のオペレーターが出ます。
「ちゃんとしている」イメージです。
その点、価格が高かった
B社とC社は、
個人経営の業者のようでした。
一番高いC社は、
家族経営っぽくて
電話に出たのはお婆ちゃん。（←たぶん会長の奥さん）
見積もりに来てくれたのは、
名刺に「会長」と書かれた、お爺ちゃん。
雑談の中で
「社長は息子に譲っていて、もし依頼されたら当日は息子が来る」
と言っていました。
日程に融通が利きにくい印象でした。
私は、A社にもB社にもC社にも、
3社に相見積もりをとっていることを
ありのままに伝えてあるので、
決してぼったくってるわけじゃないと思うのです。
個人経営の限界よね。たぶん。
でも、13万円の違いにはびっくり。
18万円台なら
「まあ、あの部屋を自分で片付けること思えば、
全部やってもらって18万円なら安いなぁ」と思えるけど、
30万円超えは、
さすがに尻込みしちゃう。
今回あらためて
見積もりを取ることの重要性を再認識しました。
同じサービスでも、
提供する会社によって価格は大きく変わります。
その差は、数十円や数百円のレベルではなく、
場合によっては数十万円にも及ぶことがあるのです。
これ、一社だけだったら
その費用が妥当なのかもわからないし、
万一、相手の会社が悪徳業者だった場合
高額な費用をぼったくられることだってあるのです。
わたし、社会人経験があって良かった・・・(笑)
見積もりを取ることは、
自分の選択肢を広げることにもつながるしね。
一つの会社だけに依存するのではなく、
複数の会社から見積もりを取ることで、
相手の会社の雰囲気や、営業マンの人柄も見られるし
より良い選択をすることができるから。
見積もりを取ることは、
それなりに手間がかかるので、
あとは、自分の労力も天秤にかける必要があります。
私の場合、見積もりを取るのは、
今回は3社が限界でした。
これ以上増えると、
自分の負担が増えて
心理的にも体力的にも、苦しくなります。
手間をかけられる範囲で、
自分にとって最適な選択をするのが大事です。
今回、大きな節約になって良かったです。
みなさんも
何か大きな買い物やサービスを利用するときは、
ぜひ複数の見積もりを取ってみてください。
そしてその結果から、
自分にとって最適な選択をしてみると
余計な後悔をせずに済みます。
自分で納得して選んでいるので、
万一なにかトラブルがあったとしても、
心理的なダメージはだいぶ減るしね。
面倒だけど、相見積もり。
やってみよう。
何度も繰り返して抜け出せない悩みに
