栗林あや（いがぐりこ）です。
実家の母に、精神障害者２級の
精神障害者手帳が交付されました。
※母に許可をとって撮影＆掲載。
撮った写真を見て
「うわ〜！わたし変な顔！顔は載せないでね！
あはあ〜！いまはそんなことができるのねー！すごいねー！こんな顔してる！へんなかおー！あはは！」
と自分の顔に感心しきりでした。(笑)
ええ。ええ。
まぎれもなく、あなたの顔ですよ。(笑)
精神障害者保健福祉手帳の
障害等級「2級」は、
精神障害であって、
日常生活が著しい制限を受けるか、
又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの
とされています。
参考：厚生労働省「精神障害者保健福祉手帳の障害等級の判定基準について」
能力障害(活動制限)の状態では
2級
1 調和のとれた適切な食事摂取は援助なしにはできない。
2 洗面、入浴、更衣、清掃等の身辺の清潔保持は援助なしにはできない。
3 金銭管理や計画的で適切な買物は援助なしにはできない。
4 通院・服薬を必要とし、規則的に行うことは援助なしにはできない。
5 家族や知人・近隣等と適切な意思伝達や協調的な対人関係づくりは援助なしにはできない。
6 身辺の安全保持や危機的状況での適切な対応は援助なしにはできない。
7 社会的手続や一般の公共施設の利用は援助なしにはできない。
8 社会情勢や趣味・娯楽に関心が薄く、文化的社会的活動への参加は援助なしにはできない。
(上記1～8のうちいくつかに該当するもの)
だそうです。
上記の厚生労働省のページを見て、
確かに今の母の状態だなぁ…と思いました。
母の住む市の場合、
精神障害者手帳があると
地元のバス乗車券 年間7000円分（月583円）の補助が受けられるそうです。
バスに乗らないと病院に行けない場所に住んでいるので、
年間7000円の補助はありがたい限りです。
早速バスの手続きもしてきました。
他にも
自動車税の減免とか
相続税の控除とか
携帯電話使用料の割引
などがあるようなのですが、
母は車もないし
相続するものもないし
携帯電話も持っていないので、
母には関係ないですが、
関係ある人には
そのような補助も用意されているようでした。
今日はこの手続きで実家へ。
なんか年々、母の幼児退化が進んでるな〜。
まあ、障がいの影響なんだろうけど。
言動もまるで
幼稚園〜小学校低学年くらいの子のようだし、
ファンシーなシールをメガネに貼ったりして
奇怪な見た目になってるね・・・。
あーーー。
まさにこんな感じですわ。(笑)
そうかと思えば突然ケロッと
現実的で真理をついた、
60代相応の話をしたりする。
昔、近所のおかしなお婆さんが
孫のものと思われるような？
子供用のバッグやぬいぐるみを持っていたり、
お婆さんなのに、
ツインテールにしたり
リボンをつけていたり、
チグハグな怪しげな感じで
「なんだろう。。。」と
子供心に思っていたけど、
まさにそんな感じに
母もなってきている。
歳を取って認知機能が衰えると
こうして一定数、
幼児化していくのかな。
手帳交付の福祉課の窓口でも、
母は「わたしへんなかおー！あははーーー！！」とでかい声で
それこそ、まるで幼稚園児のように言い、
職員の方に「そんなことないですよ。かわいいですよお。」と言われていた。。。。
（職員さん、気を遣っていただいて、ほんとすいません。きっとこういう人にも慣れているのかなぁ。プロのお仕事だなぁ。。。）
そんなわけで、
無事、手帳も交付されて
私は実家を後にしました。
母は、先日のデイサービスを
トラブルで辞めた後も、
なんだかんだで
訪問看護師さんや、ヘルパーさん
地域包括支援センターの方に支えていただいて、
母なりに家で毎日を過ごしていました。
入院前より、だいぶ元気になった。
でも、これは薬のおかげで。
またもとの状態に戻ってしまわないか
娘としては、やっぱり気がかり。
このまま母の生活が安定するといいです。
毎日が平穏であることを切に願います。
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