竹内幸次です。

神奈川県中小企業団体中央会のビジネスブログに記事が掲載されました!ご覧ください!

****

アベノミクスが消費にもたらした部分的高級化志向

国は次から次へと経済政策を打っています。「なるほど、そういう政策もあるんだ」と感じることも多く、結果予想の分析論ではなく、新しい切り口を推進していくという観点で見れば、中小企業の経営も国の運営からヒントを得ることができますね。小さくてもいいので、自社にできる範囲でのイノベーションが大切です。

アベノミクスの影響もあって、最近消費の現場では高級品の動きがよいようです。中元に贈る品物の価格帯、懇親会等の会費、顧客を招いた会議等の際の弁当代金等です。一方、日常的な買い物の単価はあまり上昇していませんから、どうやら、現時点ではプチ高級化、部分的高級化志向と言えそうです。


マルチブランド戦略

御社にはブランドがありますか?ブランドとは単に高級品につけられる名称ではありません。高級でなくても、全国的に有名でなくても、識別のために用いられる商品名や役務(サービス)名をブランドと言います。「商標」と捉えればよいと思います。ちなみに、私の会社名である「SPRAM」も商標であり、商標の中でも商標法によって保護されている登録商標です。

この、ブランドを1つの商品ラインの中で、複数設定する戦略のことを「マルチブランドストラテジー(戦略)」と言います。たとえば、地元産の果実を使ったジュースを作り、次のような分類を行って複数のブランド名の商品を売り出すのです。

http://blog.goo.ne.jp/chuokai-kanagawa/e/80997ab78e172fb4ed333d6dfc092f71