ハウスメーカー、工務店は家をつくるのが仕事。
ですので、
「建築現場にこそ、その会社のありのままの姿がある」
言われてみれば当たり前のことですが、意外にこのシンプルな視点を
忘れられている建て主が少なくありません。
労働条件や金銭の支払いがよければ、現場で働く大工や専門工事業者も
モチベーションがあがり、誰が見ても「しっかりした現場」になります。
それとは反対に
労働条件が悪く、支払いも遅れている現場で働く業者はどうでしょう。
推して知るべし、気持ちは仕事にあらわれますので、
当然、現場は荒れてきてしまいます。
モチベーションが上がらない状態でやらされている仕事で、
いい家などできるわけがありません。
数千万円もかけて、そんな家を購入することだけは避けたいですよね。
では、どうすればいいのか、
その簡単な見分け方をお教えします。
チェックポイントは以下の3つになります。
●チェック1)
大工道具の手入れができていない。乱雑にあつかっている。
●チェック2)
ゴミや端材が散らかっていて、材料が整理整頓できていない。
●チェック3)
見学者が来ると仕事を中断する。(腕に自信がない証拠)
これらをチェックしてみて下さい。
また、さらに、
「見学会のとき以外の現場も見てみること」
をお勧めします。
そして、駄目押しは
「雨が降っているときや、作業が終わった夕方」
現場を見に行ってみて下さい。
・雨に濡れないような対策をとっているか。
・1日の仕事終わりの現場はどのようになっているか。
等を見れば、丸裸の「現場の現状」を確認することができます。
いくら、ホームページがきれいで、営業や設計の対応・提案がよくても
一番大事なのが、「いい家を建てられるのかどうか」ですので、
契約をする前に、必ず確認することをお勧めします。