こんばんは。
…昨日は夕方頃に帰り着きまして、すぐにお風呂入って荷物を片付けて、ご飯を食べて横になって気がついたら朝になっておりました(笑)
流石にオールだったのでバスで寝ても寝足りず、横になったらすぐに夢の中でした(笑)
本日は仕事でしたが、あれだけ休みがあれば流石に眠たかったですね!←
もう現在も阿修羅展の図録眺めながらウトウトしておりました(笑)
先ほど、家族へ買ってきた長崎土産のカステラを食べておりました☆
・・・といっても、このカステラ、ただのカステラではありません。
・・・で有名な文明堂さんのカステラ
『海援隊カステラ』
というものです。
何が違うのかというと、このカステラは幕末の頃の文書に載っていたカステラのレシピをそのまま復刻したものなのです!!
海援隊は、亀山社中を全身として坂本龍馬らが長崎で慶応三(1867)年に創立した貿易商社ですが、その日誌として「雄魂姓名録(京都国立博物館蔵)」というものがあります。
内容として時計の読み方から蘭語による軍隊指導法などさまざまなことが書かれてあるのですが、その中に「カステイラ仕様」という記事が登場します。
正味
玉子 百目
うどん(小麦粉のこと) 七十目
さとふ(砂糖のこと) 百目
此ヲ合テヤク也
和蘭実方
と書かれたその記事はカステラの作り方でして、文明堂さんがこれを再現したのが「海援隊カステラ」というものです。
・・・要するに、幕末のカステラということですね!!
・・・これじゃぁ分からないので
・・・現代のとくらべて黄色い色が濃いような気が・・・(笑)
また、ざらの砂糖が入っておらず、あのべたべたの元である水あめもなかったので、パサパサした感じでした!!
カステラといえばあっまいイメージですが、このカステラは何かほんわりとやさしい甘味で、甘すぎた感じがなかったですね!!
砂糖!!・・・ではなく、砂糖と卵がうまく合わさっているというか・・・(笑)
そしてこのぱさつき感が「昔のものだな」という実感を沸かせてくれますね!
現代のカステラの前身といった感じでした。
・・・家族の感想も
(パサパサしてる)
が食べてみての第一声でした(笑)
またあの水あめのべたべたが無いので、パラパラこぼれますね(笑)
「龍馬も食べたのだろうか」
というキャッチフレーズがありますが、食べたのかもしれませんね!!
・・・はたまた甘党の家茂さまとて黙ってはいない!(笑)
ドラマの「大奥」とかでもカステラが出てきたりしておりましたが、当時のカステラはこんな感じだったのでしょうか。
中世に南蛮菓子として伝わって以来、どうやら江戸の将軍にも献上されていたと言いますから・・・←(何)
よく人物のエピソードで、「こういう食べ物が好きだった」と出たりしますが、今と昔とでは味がちがったりする場合がありますので、今と同じ感覚では判断できないんだよなということをこのカステラから学ばせていただきました。
パサパサしてはおりますが、素朴な味で、それはそれでおいしかったです☆
「甘いのは好きだけど、甘すぎるのは・・・」という方におすすめかもですね♪
・・・そういえば本日は木曜日だった(笑)
何だか月曜日のような気分です。
明日まで仕事いってもうお休み・・・。
土日で疲れを取りたいところですが、日曜は斉彬公のシンポジウムいってまいります←