将棋初級者のチェス考察 将棋とチェスの違いを初級者なりに考えてみた | アイデス山口 iラヴ将棋「下手の中飛車→風見鶏β」

将棋初級者のチェス考察 将棋とチェスの違いを初級者なりに考えてみた

将棋は宇宙だ!!
アイデス山口@アプリde将棋入門です。

しばらくつめつめロードばかりやっていたのですが、サービスが終了してしまったので、
その時間は。またチェスの勉強をすることにしました。1年くらいブランクになったかな。

実際にやっているのは、「何となく棋譜並べ」のみ。実戦もあまりやってません。

 



とりあえず、上記本の62局は並べ終わりました。
元々先読みが苦手なタイプなので、詰めチェスなどの練習問題とかに取り組んだ方が強くなりそうだけど、
ディープラーニングが過去の対局や自己対局から勉強しているので、それだけでどれだけ強くなるかやってみようかと。
おそらく結果は出ないと思うが(笑)、

とりあえずチェスの全体像を知っとこうかな、という感じです。

わからないなりに対局の流れを見ているのですが、

将棋とチェスは、進め方が全然違いますね。

将棋は、イメージとしては集団戦。
まず城を築きながら、攻撃体勢を整え、駒同士が連結しながら、徐々に相手陣に進軍していきます。

対して、チェスは序盤は銃撃戦、終盤は肉弾戦。
将棋よりも駒が強いので、徐々に制圧するというよりも、自陣から弾を打ち合うようなイメージです。
駒が少なくなってくると、残ったポーンやその他の駒だけでなく、キングも加わって至近距離での戦いになっていきます。
最終的には、ポーンがクイーンに昇格できれば勝ちみたいな流れが多く、王将を包囲していく将棋とは終わり方も違いますね。

専門的な勉強はあまりしていないので、間違っていることは多いと思いますが、
チェスの特徴を、少しずつ分割して、考えてみたいと思います。

序盤:
正直「チェスの序盤?意味わからない??」(苦笑)。


将棋の場合、序盤は「角道を通すか?飛車先を突くか?」「居飛車か?振り飛車か?」みたいなものがあって、多少順番は前後しても、その形だけはわかる。
振り飛車党は振り飛車を選ぶことができる。利きが短い駒が多いので、独自戦法みたいなことをやっても、いきなりはやられることは少ない。

対してチェスは、最初に白番E4かD4を突いて、次の黒番がどう応じるか?によって戦術が決まってくる(ような気がする)。
複数の得意戦術を持っておかないと難しそうっすね。

 

よくわからないのが、「これ不利になりそうな仕掛けだな」と感覚的に思ったのに相手側が乗ってこない、みたいなそういうみたいなことが多いですね。結果としては、それが正しいみたいで、そちらが勝つみたいな。
長距離砲の戦いなので、少しのスキが命取りになるんだと思いますが、序盤はかなり洗練されており、知らないとやられてしまう、ということが多そうに感じました。
将棋だと相居飛車の将棋で、特に横歩取りや角換わりみたいな将棋に近い気がします。
今は、ひたすら棋譜を並べるだけで勉強していく勉強法を試していますが、ひたすら並べて感覚を磨くよりも、ちゃんと定跡を学んだ方が上達は早そうな感じです。さっそく先行きが不安です(笑)

将棋でも力戦調よりも、定跡をどこで外すかみたいな対局を好む人のほうが、チェスに向いているかもしれません。

中盤:
将棋の中盤は、駒を交換しながら、相手陣に駒を進めていくような将棋がほとんどです。先に相手陣を突破した方が有利で、そこに駒得などの要素が絡んできます。

チェスの場合は、あまり相手陣に駒を進めていく、というよりも、駒を交換しながら、残っているポーンが重要になってくるようです。

駒の再利用がありませんから、交換すればするほど、互いに戦力を減らしていくことになります。
ならべている棋譜がトッププレイヤーのものなので、ポーンとナイトの交換など、駒損するような機会はほとんどありませんでしたが、その交換によって昇格できるポーンを作っていくのが狙いのようです。それで大きな戦力差=勝ちに持ち込みます。

将棋同様、チェスも7段目にルークを進めて相手陣を制圧することで有利になることは多いようですが、トップレベルの戦いだとそういった機会も作れないようです。常にパスポーン(敵のポーンに邪魔されないポーン)を作ることが重要なのでは、と思います。

終盤:
将棋の終盤は、持ち駒を打ち込んで王将を追い込んでいきます。互いに追い込んでいくので、スピード勝負になります。
持ち駒は自由に打ち込めるので、考える幅が広がります。とても複雑で正確に読むのが困難です。

チェスも同じくキングを追い込んでいくわけですが、持ち駒がない分、読むこと自体に複雑さはありません。
ただ、戦力が少なくなっていますので、読み間違えは戦力を減らしてしまうことになります。
戦力が減ればポーンをクイーンに昇格されてしまうので、戦力差でゲームセットです。

将棋では「終盤は駒得よりもスピード」ですが、チェスは「終盤はスピードよりも正確な読みでクイーン昇格」のようです。
読み自体は複雑じゃないものの、駒の利きが多いため、見落としが多くなりそうなんで、スピードよりも正確さが重要になりそうですね。

分割して考えてきましたが、まとめると
「序中盤で駒交換しながらパスポーンを作り、

クイーンを作る」

という狙いを持って指すと良さそうです。

となると棋力アップするには、
「定跡を正確に学ぶ」「正確な読みを鍛える」というのが、重要になってきます。
まぁ、将棋も同じですが、やや序盤の定跡が重要かな?

とにかくより正確性が求められる気がしてますね、現段階では。

「何となく棋譜並べ」は総合的な棋力アップとかによさそうですが、正確な定跡と読みを鍛えるのには速効性は低いような・・・
それでももう少し続けていこうかと思います(苦笑)。
あくまで、将棋初心者、初級者が棋力アップをするための勉強法を考えるのがメインです。

次はこの本を並べます。

 


また発見があれば、このブログで残していければ、と思います。