5/26のミュージックステーションで、私立恵比寿中学の「なないろ」を見た。とても良い曲だなと思いました。

自分は、正月の「エビネギ」は不参加。実家のこたつで、夕飯を頂きながら、スマホで視聴した。

そのころエビ中については、ほぼなにも知らず、テレビで何度か見たことがある程度。

恵比寿マスカッツと混同していたほど。
Negiccoとのジョイントライブも、発表されたときから、正月は帰省するからパスだな、と早々に決めていた。

生中継のライブも客観的に視聴。
エビ中の曲にとくに引きつけられるものはなく、エビとネギのかみ合っているようでかみ合っていないトークに、なんかハラハラしていたのを覚えている。

でもその後、ツイッターなどの媒体を通じて、エビ中に関する情報が自然と入ってきて、少しずつ興味が沸き、今回のMステで積極的に見てみようという気持ちになった。
そして録画したものを見て、いい曲だなと思うに至りました。

YouTubeでも「なないろ」を聴き、その次に自動再生された「感情電車」という曲。
90年代ロック的な大きなノリの冒頭から、倍テンになって、ラップチックなAメロが展開される。なかなかかっこいいぞ、と細部までちゃんと聴くようになっている。

なんだか結局、最初にこちらが気持ちをシャットダウンしていると、相手の良いところは何も見えてこないんだなあ、と当たり前のことに気づかされた。

エビ中とのつながりで思い出すのは、やはりNegiccoとのコラボ曲「エビネギ・オーライ」。

先日、Negiccoベスト盤に入るべき曲の投票が行われましたが、対象曲以外でも好きな曲を挙げているかたが何名かいらっしゃいました。それは至極当然。
Negiccoはいろんなところでコラボしてるし、音源化されていない曲もあったりで、自分が知らない素晴らしい曲がまだあるのかもしれないと思っている。

「エビネギ・オーライ」も、CDなどで正式に出る予定はなさそうで、現在のところは動画サイトで確認できるだけ。
まだ記憶に新しいのでよく覚えているけど、エビ中とのジョイントライブが再びない限り、この曲もこのまま埋もれてしまうのではないかと危惧している。

 

 
最初に、この動画を見たとき、
「また名曲。やっぱ、connieさん、すげー!」とまず興奮し、
「たぶん” ウォール・オブ・サウンド “ってこういう音のことを言うんだよなー。てことは、connieさんは日本のフィル・スペクターになりうるかも。で、Negiccoは、新潟の、いや、日本のロネッツになりうるかも!」と勝手に妄想を膨らませた。

 

どこかのCD屋で、Negiccoを「平成のキャンディーズ」と評するPOPを見たことがある。「そんなありがちなワードですませやがって。安直な。うーー、バカ!」と思った。

「平成のキャンディーズ」よりも、「日本のロネッツ」のほうがなんかかっこいいので、個人的にはそちらを推していきたいです。

でも、自分が幼かったころ、ピンクレディーよりもキャンディーズのほうが、歌もルックスも圧倒的に好きだったことを思い出し、原点回帰な気もして、「平成のキャンディーズ」もまた、言い得て妙かも、とも思っている。

この曲の特に好きなところは、Nao☆ちゃんが歌う「君にもらったカイワレの種を蒔こう 大切に育てたあとサラダにしよう」というところ。
かわいいけど、なんか残酷。でも自然の摂理ってそういうことだよね、とシミジミと感じてしまう。

あとはサビの「オーライ!」のところの、決めのかっこよさ。
元ドラマーのconnieさんのこだわりを感じる。connieさんの生ドラムもいつか見たいです。


話は変わり、先日、久々に会った友人がいる。元々は、UK・USギターポップが好きという共通項で知り合った。


「最近なに聴いてるの?」と聞かれ
「ネギッコというアイドル」と答えたら
「なに、それ? 地下アイドル? なんで年食うと、みんなそっちにいくのかね~」と笑われた。
「んふふ、たぶんワクワクするからだと思うよ。で、きみはなに聴いてるの?」と聞くと
「一番聴いてるのは、やっぱシガー・ロスだな」とのこと。
「・・・。あいかわらず、そういうのが好きなんだね~」とだけ答えた。
昔、自分がアルバム1枚だけ聴いて、挫折したバンドだ。

宗教音楽みたいにしか聴こえなかった。

でもその友人に、アイドルの楽しさを教えたくはある。

そのためには、まず相手を受け入れることが大事、とエビ中の「なないろ」を見て、学んだことを実践してみることにした。

「シガー・ロスの一番、聴きやすそうなアルバム教えて」とラインした。

友人は、あるアルバムのタイトルを喜んで教えてくれた。

さっそくApple Musicでダウンロードして視聴。
「なんと荘厳な。。。これが、ヨンシーという人のインナーワールドかー!!!」

と没入する予定だったが、その音世界は、自分の耳にはやはり苦行でしかあらず、ものの15分ほどで挫折。
スマホの再生曲を、最近お気に入りの、南波志帆ちゃんの「それでも言えない YOU&I」に速攻で変え、「You are my baby !」と南波ちゃんとともに心のなかで叫び、気持ちをワクワクモードに切り替えさせた。

積極的に受け入れてみようという気持ちがあっても、苦手を克服するのはやはり難しいなーと感じました。