アップル、iToothを開発か? | 不況になると口紅が売れる

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アップル社によるスマートデバイス革命はとどまることを知らない。

すでにアップルは「iGlass(メガネ)」や「iWatch(腕時計)」といったウェアラブルデバイスの商品化を発表している。
また、VISAと提携した「iWallet」のリリース、さらにナイキとの共同開発によるiShoesに関してもパテントを申請しているとのことである。

今後、家電やテレビ、ベッドだけでなく、イヤホン、指輪、アクセサリー、手袋、シャツ、靴下、マスクなど、人体と接触する全てのものがスマートデバイス化される方向が見えてきた。

こうした中で、「歯」をスマートデバイス化する構想は当然の流れとはいえ、遠くない将来、実現しうる技術であろうと言われていた。

「歯は究極の健康器具。スマート化することでユーザーの健康管理上、計り知れない可能性を持つ」(医療ジャーナリズム関係者)といった見方もあり、特に医療関係者からは熱いまなざしが注がれている。

iToothは、食べ物の好みや想定摂取栄養素・カロリー、食事時間、咀嚼数等を記録し、スマートフォンなどの通信デバイスを通して、インターネットに繋がる仕組みだ。

さらに人工知能要素(ビッグデータ分析)を通じて、「そんな食品添加物の多いものを食べてたら早死にしますよ」とか「もっとちゃんと噛んだらどうですか」といった、実家の母親的なうるさいアドバイスをしてくれるらしい。

また、「歯磨きの仕方の悪さ」を矯正してくれたり、「睡眠中の歯軋りの回数」といった何に使うかよくわからないデータなども記録してれたりするとのことである。

将来は、偽装食品への警告機能、賞味期限切れ食品の劣化度判明機能なども追加されるとのことで、ますますわれわれの食生活は、高度で楽しいものになっていきそうだ。

アップルが構想するのは「義歯型」と「インプラント型」の2種類。
このうちインプラント型は、手術代込み9999ドルで発売予定とのことである。

既にアップルは、台湾の医療器具メーカーを買収済みという噂もあり、人体そのもののスマート化が、今後加速していきそうである。