iPhoneをJailbreakするための準備 | ichitaso's back of flyer

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脱獄するメリット/デメリット

【メリット】

  • Apple非公認のアプリをインストールできる

  • 見た目をよりカスタイマイズできる

  • 簡単にメモリ解放ができる

  • ロック画面のカスタマイズ

  • 便利なショートカットや、ランチャー

  • Youtubeなど高画質で視聴、ダウンロード

  • SafariでFlashを表示、動画のダウンロード

  • ワンセグ(ネット配信)の視聴

  • カメラのシャッター音等を消去

  • iPhoneのテザリング機能によりモデムの代わりになる(ノートPC等でネット接続)

  • simロック解除によるSB回線以外の使用

  • 高い有料アプリを無料でお試しできる

  • etc...

【デメリット】

  • JailBreakは、基本的にSoftbankとAppleに認められていない

  • サポート無しとなってしまうため、故障時は実費負担となる

    (仮に故障して保証を受けたい場合、復元して元の設定に戻せばOK)

  • JailBreakが原因で不安定な動作を起こす可能性がある

  • SSH等による不正ハッキングやウイルス混入の恐れがある

  • etc...

簡単に言うと、Appleが色々と規制をしてロックしている
デバイス本来の機能を100%引き出すことができる。
反面、デメリットにおけるリスクを負うことになる。

なんらかの事態が起きても自己責任のもとに行うものだと認識しておく必要があります。
以上を踏まえた上で、Jailbreakするための準備を行います。

Jailbreakするため、事前にデバイスの情報を保存しておく

iPhoneをJailbreakするにあたり、以下の内容を保存しておきましょう。

基本情報の確認

「設定」→「一般」→「情報」を開く
スクリーンショット(ホームボタンとスリープボタンを同時押し)で保存

    iPhone情報

    「iPhone Backup」というフォルダを作り保存しておく

iPhoneのECID SHSH をTinyUmbrellaで保存

SHSHとはなにか?

iPhone 3G/3GS/4、iPod touch 2G/3G、iPadのFW(ファームウェア)復元時に
Appleサーバーへの認証が通らなければ復元できなくなりました。

この認証は最新バージョンFW復元時のみ認証が通るように設定されているため
以前可能だった過去のバージョンへのダウングレードが不可能になりました。

そこで、認証時に発行されるSHSHというファイルを使用します。
ECID(unique chip id:デバイスごとに与えられている16の文字列)と
SHSH(signature hash)は、デバイス・バージョンそれぞれに対応した
ファイルが存在するためベースバンド(モデムファームウェア)を保持したまま
FWをバージョンアップする場合や古いバージョンにダウングレードする場合など
保存しておく必要があります。

ただし、取得できるのはその時の最新版に対応したSHSHのみのため
古いバージョンのSHSHは取得できません。

SHSHの取得方法

1. Link:TinyUmbrella
リンクページ右側より、TinyUmbrella[自分のOS]をクリックし保存→実行
※Javaで動作しているので必要な場合インストール→java.com

2. PCにデバイスを接続して起動 Connected Devicesに接続しているデバイスが表示される

まず、Advancedタブを開きます。
Save ALL Available SHSHとWhen connecting a device...以外のチェックを外します。

TinyUmbrella 01

→取得したいデバイスを選択し「Save SHSH」をクリック

Recent Devicesは接続したことがあるデバイス
実機を接続しなくても、1度接続しRecent Devices欄に表示されているデバイスは
SHSHを取得出来るようになっています。

全てのデバイスから取得する場合は「Show All SHSHs」を選択→「Save ALL SHSHs」をクリック

「表示されている全てのデバイス」、「任意で選択した1つのデバイス」
2種類のSHSH取得方法が有りますので目的にあった方法で取得して下さい。

3. SHSHを取得していきます。
取得が開始されるとデバイス名の左にある画像がクルクルと回転した物に変わります。
けっこう時間がかかるので、のんびり待ちましょう。

4. 取得が完了すると、クルクルした画像が消えます。
取得されているSHSHを確認
「Show All SHSHs」→「General」タブ内のSaved SHSHs:欄に
取得済みの全SHSHが表示されます。

TinyUmbrella 02


5. 取得したSHSHの保存場所
Advancedタブ内のSave SHSH Directoryに記されている場所に保存されます(変更可)
「Overwrite existing SHSH file on"Save SHSH"」にチェックが入っていると
上書き保存しない設定になるため、外して置いた方がいいです。

TinyUmbrella 03


   TinyUmbrella 04保存された「.shshフォルダ」を他のドライブにBackupしておきます。

iPhoneの設定を保存する

現状のiPhone設定を保存するため、iTunesを起動し「同期」してバックアップします。

iTunes 同期


これでJailbreakの準備が一通り整いました。
つぎは、実際にJailBreakしてみましょう。