2015年8月19日

 20時過ぎ。 食後の熱い紅茶を飲みながらのブログ。 本日、参院平和・安全法制特別委員会の審議が再開された。 午前10時から17時過ぎまで委員会質疑が行われた。

 今日も終日、委員席に座り、各党の質問者の議論を真剣に聞いた。 中谷防衛大臣や横畠内閣法制局長官が毎回、野党の厳しい追及に晒されるのはやむを得ない。 答弁の度にヤジを浴びるのも仕方がない。 が、たとえヤジであっても、横畠長官のことを「おまえ!」と呼ぶのだけは止めて欲しい。 立場や考え方は違っても、プライドを持ってそれぞれの人生を生きているのだ。

 さて、このブログに時々、出て来る一節がある。 それは、「政治家には、被害妄想にならない程度のイマジネーションが必要」というフレーズだ。 政治家の中には、自意識過剰で自分自身の言葉に酔ってしまうナルシストタイプというのがいる。 そして、自意識過剰は、しばしば被害妄想に結びつく。

 幸運なことに、政治家山本一太には、自己陶酔癖も、被害妄想もない。(笑) 自身の発信力や存在感の変化も、厳しく自己評価している。 その意味では、かなり客観的かつ冷静に自分自身を見れるほうだと思う。 そのことを断った上で、このブログの続きを書く。 前々回のブログでも触れたが、この件については与党も野党もない。

 同僚議員の皆さん、ちょっとだけ想像してみてください。 万一、自分と敵対する、又は自分を邪魔な存在だと思っている他の政治家が、犯罪者でもない自分の通信記録(電話の会話やメールの内容、発信・着信記録を含むメタデータ等)を関係のある通信事業者から入手し、その情報を第三者に漏らす(=政敵を攻撃するために使う)ようなことがあったら、それって最悪でしょう?! 何度も言うが、(裁判所の令状を取らずに)誰かの電話やメールの発信の有無を調べるだけでも違法なのだ。

 仮に、ただの一度でもこんなことをやった政治家がいるとしたら、即、議員を辞職してもらわねばならない! その政治家に情報を渡した通信事業者も厳しく罰せられるのが当然だ。

 え? 今の日本にそんなことをやる政治家や通信事業者がいるなどとは露ほども思っていない。(笑) ただし、これからは何があっても不思議はない。 インターネットが日本のあらゆるシステムにより深く浸透していくからだ。 

 将来、こんな卑劣なことを平然とやる(かつそれが出来る)政治家が「出現する」ことを絶対に阻止しなければならない! そのことに警鐘を鳴らしているのだ。 念のために言っておくが、参院の平和・安全法制の審議とは何の関係もない。

 これでも4回の参院選挙を勝ち抜き、20年も政治家をやっている。 誇大妄想も被害妄想も持っていない自分が、(理由や根拠もなく)何度もこんなブログを書くはずがないではないか!

 前々回のブログの呼びかけに応じて、さっそく情報を提供してくれるひとが現れた。 このシリーズはまだまだ続く。 「言霊」を飛ばし続けていれば、どこかで、何かが起爆するかもしれない。


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」